mksysb イメージを使用する NIM クライアントへの基本オペレーティング・システムのインストール (SMIT から)
mksysb イメージを使用して、SMIT で基本オペレーティング・システムを NIM クライアントにインストールするには、次の手順を実行します。
- mksysb リソースが既に作成されている場合は、ステップ 6 にスキップします。 まだ作成されていない場合には、mksysb リソースを作成するために、 smit nim_mkres 高速パスを入力します。
- 定義できるリソース・タイプのリストから mksysb を選択します。
- 表示されたダイアログで、必須フィールドに値を入力します。 ヘルプ情報および「LIST (リスト)」オプションを使用すると、 mksysb リソースを定義するための正しい値を指定するのに役立ちます。
- mksysb イメージが存在しない場合は、 システム・バックアップ・イメージ作成オプションの下のフィールドに値を指定して作成します。注: mksysb イメージが既に NIM マスターまたはクライアントのハード・ディスク上にファイルとして存在している場合は、 mksysb リソースを定義するための追加情報は必要ありません。
- この作業が正常に完了したら、SMIT を終了します。
- mksysb リソースを使用して NIM クライアントをインストールするには、 smit nim_bosinst 高速パスを入力します。
- 操作のターゲットを選択します。
- インストール・タイプとして mksysb を選択します。
- インストールに使用する「MKSYSB」を選択します。
- インストールに使用する「SPOT」を選択します。
- 表示されたダイアログのフィールドに、インストール・オプション用の正しい値を入力するか、 またはデフォルト値をそのまま受け入れます。 ヘルプ情報および「LIST (リスト)」オプションを使用すると役立ちます。 ファイル・セットを追加するには、 「Additional FILESETS to install (インストールする追加 FILESETS)」 ダイアログでファイル・セット名を手動で指定します。 F4 キーを使用してファイル・セットをリストしないでください。
- SMIT ダイアログを実行して、NIM クライアントをインストールします。
- インストールするクライアント・マシンが、既に稼働中の構成済み NIM クライアントでない場合には、 NIM は、インストールのためにそのマシンをネットワークを介して自動的にリブートすることができません。 クライアントが SMIT から自動的にリブートされなかった場合は、 インストールのためにそのクライアントからネットワーク・ブートを開始します。 ネットワーク・デバイスからブートする場合は、ご使用のハードウェアに付属のマニュアルに示されているネットワーク・ブート手順に従ってください。
- マシンがネットワークを介してブートした後に、クライアント・マシンのディスプレイ上で、インストール時にマシンをどのように構成するかについての情報の入力を求めるプロンプトの表示が開始されます。 インストールを続けるには、要求されている情報を指定します。注: プロンプトなしのインストールを実行するには、 プロンプトなしの BOS インストールの実行 の手順に従って、前提条件のタスクを実行します。