ループバック・デバイス

ループバック・デバイスは、ファイルにアクセスするため、ブロック・デバイスとして使用できるデバイスです。

ループバック・ファイルには、ISO イメージ、ディスク・イメージ、ファイルシステム、または 論理ボリューム・イメージを収容できます。 例えば、ループバック・デバイスに CD-ROM ISO イメージを接続し、マウントすることにより、CD-ROM デバイスにアクセスするのと 同じ方法で、CD-ROM ISO イメージにアクセスできます。

ループバック・デバイスを作成し、指定されたファイルをそのループバック・デバイスにバインドし、ループバック・デバイスを マウントするには、loopmount コマンドを使用します。 ループバック・デバイスにすでにマウントされていた、イメージ・ファイルを アンマウントし、ループバック・デバイスを取り外すには、loopumount コマンドを使用します。 AIX 内のループバック・デバイスの数には制限がありません。 ループバック・デバイスはデフォルト設定では決して作成されません。ループバック・デバイスは、明示的に作成する必要があります。 ループバック・デバイスのブロック・サイズは、 常に 512 バイトです。

新規の新規デバイスは mkdev コマンドでも作成 でき、chdev コマンドで変更でき、そして rmdev コマンドで除去できます。 デバイスが作成されると、そのデバイスは、基礎となるイメージにアクセスするためにマウントするか、ロー I/Oのブロック・デバイスとして使用することができます。 基礎となるイメージに関する情報は、 ioctl (IOCINFO) コマンドを使用して取得できます。

以下の制約事項が AIX のループバック・デバイスに適用されます。
  • ディスク・イメージ上で varyonvg コマンドはサポートされません。
  • CD ISO、および DVD UDF+ISO、およびその他の CD/DVD イメージは読み取り専用フォーマットでのみサポートされます。
  • イメージ・ファイルは、1 つのループバック・デバイスにのみ関連付け可能です。
  • ループバック・デバイスは、ワークロード区画ではサポートされません。