システム・バックアップの作成
ルート・ボリューム・グループのブート可能なバックアップ・コピー、つまり mksysb イメージ を作成して検証することができます。 また、ユーザー・ボリューム・グループの別のバックアップ・コピーを作成することもできます。
ルート・ボリューム・グループ は、 以下のものを含むハード・ディスクまたはディスク・グループです。
- スタートアップ・ファイル
- 基本オペレーティング・システム (BOS)
- システム構成情報
- オプションのソフトウェア製品
非ルート・ボリューム・グループ とも呼ばれる、 ユーザー・ボリューム・グループ には、 通常、データ・ファイルおよびアプリケーション・ソフトウェアが含まれます。
システム・バックアップを使用すれば、以下のことを行うことができます。
- システムの作業用コピーを持つ。 システム・データが破壊されたときに、 この情報を使用して、システムを動作可能状態に復元することができます。
- インストールおよび構成されたソフトウェアを、 特定のシステムから別のシステムへ転送する。 SMIT を使用して、ルート・ボリューム・グループまたはユーザー・ボリューム・グループのバックアップ・イメージを作成することができます。
バックアップは、次の構成をソース・システムからターゲット・システムに転送します。
- rootvg ボリューム・グループ情報
- ページング・スペース情報
- 論理ボリューム情報
- 論理区画の配置 (SMIT でマップ・ファイルの作成が選択された場合)注: ソース・システム以外のターゲット・システムにバックアップを再インストールする場合、またはバックアップを再インストールする前にソース・システムのディスク構成を変更する場合は、マップ・ファイルの使用は推奨されません。
SMIT のバックアップ・メニューを使用すると、構成情報を保存することができるため、システム・バックアップを復元した後に通常必要とされる、構成作業の一部を回避することができます。 バックアップは、以下の場合に構成を保存します。
- ターゲット・システムが、ソース・システムと同じハードウェア構成を持っている。
および
- ターゲット・ディスクが、バックアップ・イメージを保持するのに十分なスペースを持っている。
SMIT は mksysb コマンドを使用して、CD、DVD、取り外し可能ハード・ディスク・カートリッジ、テープ、またはファイルのいずれかに保管されるバックアップ・イメージを作成します。 CD、DVD、取り外し可能ハード・ディスク・カートリッジ、またはテープを選択すると、バックアップ・プログラムはデフォルトでブート・イメージ を書き込みます。これにより、そのメディアはインストールに対応できるようになります。 詳しくは、 CD-R、DVD-R、または DVD-RAM へのシステム・バックアップの作成を参照してください。
mksysb イメージからのインストールに問題がある場合は、 mksysb バックアップからのインストールに関する問題のトラブルシューティングを参照してください。