w コマンド

目的

現在のシステム・アクティビティーの要約を出力します。

構文

w [ -h ] [ -u ] [ -w ] [ -l | -s [ -X ] [ -@ [ WPAR ]] [ ユーザー ]

説明

w コマンドは、システム上の現在のアクティビティーの要約を出力します。 要約には、下記の内容が含まれます。

項目 説明
WPAR ワークロード・パーティション 名。
ユーザー ログインしているユーザー
tty ユーザーがオンにしている tty の名前
login@ ユーザーがログインした日時
アイドル プログラムを最後に端末から読み込もうとしてからの時間 (分)
注: アイドル時間は、 clogin コマンドを使用して wpar にログインしたときにグローバル端末から取得されます。
JCPU すべてのプロセスとその子が端末上で使用したシステム装置時間
PCPU 現在アクティブなプロセスが使用したシステム装置時間
What 現行プロセスの名前と引数

要約のヘッダー行には、現在の日時、システムの始動時間、 そのシステムにログインしたユーザー数、および負荷平均が表示されます。 負荷平均とは、前述の 1 分、5 分、15 分のインターバルで実行可能なプロセスの数です。

下記の例は、ログイン時間フィールドに使用するさまざまなフォーマットを示しています。

項目 説明
10:25am ユーザーは 24 時間以内にログインしました。
Tue10am ユーザーは 24 時間以降 7 日目以内にログインしました。
12Mar91 ユーザーは 7 日前より前にログインしました。

User パラメーターにユーザー名を指定した場合には、出力はそのユーザーに限定されます。

フラグ

項目 説明
-@ workload partition 名でタグ付けされたシステム・アクティビティーを印刷します。
  • WPAR 名を指定せずに -@ オプションを指定すると、システム内でアクティブなすべての WPAR に加えてグローバル環境が示され、見出し行にはグローバル環境のみの値が示されます。
  • -@ オプションに WPAR 名を指定すると、アクティビティーが示され、見出し行にはその WPAR の値のみが示されます。
  • -@ Global の指定は活動状況を示し、また見出し行はグローバル環境のみの値を示します。
注: -@ オプションが指定されていない場合、 w コマンドが実行されている場所に関係なく、現在の WPAR またはグローバル環境であることを示します。
-h 見出しの出力を抑制します。
-l 長いフォーマットで要約を出力します。 これはデフォルトです。
-s 短いフォーマットで要約を出力します。 短いフォーマットでは、tty は省略形にされ、ログイン時間、システム装置時間、およびコマンド引数は省略されます。
-u 日時、最後にシステムを始動してからの時間、ログインしているユーザー数、および実行中のプロセス数を出力します。 これはデフォルトです。 -w フラグまたは -h フラグを指定せずに -u フラグを指定すると、uptime コマンドと同じ働きをします。
-w -u フラグと -l フラグを指定した場合と同じ働きをします。これがデフォルトとなります。
-X 最初の 8 文字に切り捨てることをせずに、各ユーザー名の使用可能なすべての文字を印刷します。 また、ユーザー名は出力の最後の列に移動されます。

ファイル

項目 説明
/etc/utmp ユーザーのリストが入っています。