statvsd コマンド

目的

ノードの仮想共有ディスク・デバイス・ドライバー統計情報を表示します。

構文

statvsd (statvsd)

説明

statvsd コマンドは、ノードの仮想共用ディスク統計を表示します。 例えば、使用中のサーバー上での、「バディ・バッファー待機中の待ち状態の要求」の増加は正常であり、 必ずしも問題を意味しません。 より多くの値は、「average buddy buffer wait_queue size」です。これは、 statvsd コマンドが発行されたときにバディ・バッファー用にキューに入れられた要求の数です。 出力行の意味については、例のセクションを参照してください。

フラグ

なし。

パラメーター

なし。

セキュリティー

このコマンドを実行するには、AIX® binグループに属している必要があります。

終了状況

0
コマンドの正常終了を示します。
nonzero
エラーが発生したことを示します。

制約事項

このコマンドは、ピア・ドメインでオンラインのノードから実行する必要があります。 オンラインのピア・ドメインに移動するには startrpdomain コマンドを使用します。 既存のピア・ドメイン内で、オンラインの特定ノードに移動するには startrpnode コマンドを使用します。 RSCT ピア・ドメインの作成と管理の詳細については、「RSCT: Administration Guide」を参照してください。

標準出力

現行の RVSD サブシステム実行レベル。

以下に、仮想共有ディスク・デバイス・ドライバー統計の例を示します。
  1. ヘッダー行は、コードのバージョンおよびリリースを示します。 次に例を示します。
    VSD driver (vsdd): IP/SMP Version:4 Release:1
  2. 仮想共有ディスクの並列性のレベルは、デフォルトでは 9 です。 そして、それはデバイス・ドライバーがカーネル内で作成した uphysio 呼び出し上の buf_cnt パラメーターです。 次に例を示します。
    9 vsd parallelism
  3. バイト単位の IP メッセージの最大サイズ。 次に例を示します。
    61440 vsd max IP message size
  4. 要求ブロックを待機せねばならなかった要求数。 次に例を示します。
    61440 vsd max IP message size
  5. pbuf (ディスクにサブミットされた、実際の物理入出力要求に使用されたバッファー) を待機しなければならなかった要求数。 次に例を示します。
    0 requests queued waiting for a pbuf
  6. バディ・バッファーを待機しなければならなかった要求数。 クライアント・ノードで発生する入出力操作の日付の一時保管のために、サーバー上で使用されるバッファー。 次に例を示します。
    2689 requests queued waiting for a buddy buffer
  7. statvsd コマンドが発行されたときにバディ・バッファー用にキューに入れられた要求の数。 次に例を示します。
    0 average buddy buffer wait_queue size
  8. 主として、 シーケンス番号が範囲外であるため、または内部の問題のためにサーバーにリジェクトされた要求数。 次に例を示します。
    4 rejected requests
  9. クライアントにリジェクトされた応答数。 主な理由は、サーバーへの再試行の送信後に応答が到着したことによります。 次に例を示します。
    0 rejected responses
  10. リワーク・キューに配置された要求数。 次に例を示します。
    0 requests rework
  11. 64 バイト境界上にない読み取り要求数。 次に例を示します。
    0 64 byte unaligned reads
  12. DMA 不足になった要求数。 この状態になると、入出力操作を非ゼロのコピー・モードで実行することが必要です。 次に例を示します。
    0 DMA space shortage
  13. タイムアウトになった要求数。 現行のタイムアウト期間は、約 15 分です。 次に例を示します。
    0 timeouts
  14. 再試行には固定回数があります。 特定の「再試行バケット」に再試行された要求の数が、 再試行カウンターに表示されます。 右側に表示されている数は、さらなる再試行を要求した要求を示します。 要求がその再試行回数を使い果たすと、 タイムアウトとして記録されます。 次に例を示します。
    retries: 0 0 0 0 0 0 0 0 0
     
              0 total retries
  15. シーケンス番号は、デバイス・ドライバーによって内部的に使用されます。 この番号は、 デバイス・ドライバーおよびリカバリー可能仮想共有ディスク・サブシステムによって管理されます。 次に例を示します。
    Non-zero Sequence Numbers
     
    node#     expected     outgoing     outcase?     Incarnation:0
     11        125092         0            |
     
     11 Nodes Up with zero sequence numbers: 1 3 5 7 9 11 12 13 14 15 16

場所

/opt/rsct/vsd/bin/statvsd