pm_get_program_thread サブルーチン

オンライン編集

目的

ターゲット・スレッドのパフォーマンス・モニター設定を取得します。

ライブラリー

パフォーマンス・モニター API ライブラリー (libpmapi.a)

構文

#include <pmapi.h>

int pm_get_program_thread ( pid,  tid,  *prog)
pid_t pid;
tid_t tid;
pm_prog_t *prog;

説明

このサブルーチンは、1: 1 スレッド化モデルのみをサポートします。 これは、1: 1 と M: N の両方のスレッド化モデルをサポートする pm_get_program_pthread サブルーチンに置き換えられました。 このサブルーチンの呼び出しは、 pm_get_program_pthread サブルーチンの ptid パラメーターに 0 を指定した呼び出しと同等です。

pm_get_program_thread サブルーチンは、ターゲット・カーネル・スレッドのパフォーマンス・モニター設定を取得します。 スレッドは停止する必要があり、呼び出しプロセスの制御下にあるデバッグ対象プロセスの一部でなければなりません。 これには、イベント ID のリストにあるモード情報およびカウントされるイベントが含まれます。 ID は、 pm_init サブルーチンによって戻されるリストからのものです。

カウント・モードには、ユーザー・モードとカーネル・モード、および現在のカウント状態が含まれます。

しきい値 ( pm_init サブルーチンによって示される) で使用できるイベントがリストに含まれている場合は、しきい値も戻されます。

パラメーター

項目 説明
pid ターゲット・スレッドのプロセス ID。 ターゲット・プロセスは、デバッグ・プロセスの引数でなければなりません。
tid ターゲット・スレッドのスレッド ID。
プログラム (* prog) 設定されているパフォーマンス・モニターのイベントおよびモードを返します。 サポートされるモードは次のとおりです。
PM_USER (PM_USER)
「ユーザー」 モードで実行されているプロセスのカウント
PM_KERNEL
カーネル ・モードで実行されているプロセスのカウント
PM_COUNT (PM_COUNT)
カウントがオン

戻り値

項目 説明
0 エラーはありません。
正のエラー・コード エラー・コードをデコードするには、 pm_error サブルーチン を参照してください。

エラー・コード

pm_error サブルーチンを参照してください。

ファイル

項目 説明
/usr/include/pmapi.h 標準マクロ、データ・タイプ、およびサブルーチンを定義します。