pkginfo コマンド

目的

ソフトウェア・パッケージまたはセット、あるいはその両方の情報を表示します。

構文

インストールされたパッケージに関する情報を表示する

pkginfo[-q] [-x|-l] [-r] [-p|-i] [-a Arch] [ '-P Path] [-v Version] [-c Category1,[Category2[, . .][Pkginst[,Pkginst[, .]

指定されたデバイスに含まれるパッケージに関する情報を表示する

pkginfo [ -d 装置] [ -q] [ -x | -l] [ -a アーチ] [ -P パス ] [ -v バージョン] [ -c Category1 [,カテゴリー2[, . . . ]]] [ PkginstPkginst [, Pkginst [, . . . ]]]

説明

pkginfo は、システムにインストールされたソフトウェア・パッケージまたはセット (最初の形式で要求された場合)、もしくはディレクトリーにあるソフトウェア・パッケージまたはセット (2 番目の形式で要求された場合) に関する情報を表示します。 パッケージは、個別にインストールできる、関連するファイルおよび実行可能ファイルの集合です。 セットはセット・インストール・パッケージ (SIP) と呼ばれる特殊目的のパッケージと、 そのセットのメンバーである 1 つまたは複数のパッケージのコレクションからなります。 SIP はセットのインストールを制御します。

フラグを指定しないで pkginfo を実行すると、 インストールされたパッケージのうち、カテゴリーの値が "set" ではない各パッケージ について (それが完全にインストールされているのか、部分的にインストールされているのかを 問わず)、1 行ずつ情報が表示されます。 表示される情報には、パッケージの基本カテゴリー、パッケージ・インスタンス、 および名前が含まれます。 UNIXSystem V Release 4以前に作られたUNIXソフトウェア・パッケージの場合、pkginfoはパッケージ名と略称のみを表示します。

-p および -i フラグは、-d フラグと 一緒に使用した場合には無意味になります。 -p フラグと -i フラグは相互に排他的です。 -x フラグと -l フラグは相互に排他的です。

フラグ

項目 説明
-q 抑止モードを使用可能にします。情報は何も表示されません。 このフラグは -x-l-p、 および -i フラグをオーバーライドします。 (あるパッケージがインストールされているかどうかを照会するために、プログラムによって起動できます。)
-x 指定されたパッケージについて、省略形、名前、および (使用可能な場合には) アーキテクチャーと バージョンを抽出し、表示します。
-l 指定されたパッケージ (複数の場合もあります) について、「詳細な形式」レポート (つまり、 使用可能なすべての情報が記載されたレポート) を表示します。
-r 指定されたパッケージが再配置可能である場合には、そのパッケージのインストール・ベースを リストします。
-p 部分的にインストールされたパッケージに関する情報だけを表示します。
-i 完全にインストールされたパッケージに関する情報だけを表示します。
-a アーチ パッケージのアーキテクチャーを Arch と指定します。
-P パス 代替ルート・ディレクトリー・パスにインストールされたパッケージの情報を表示します。
-V version パッケージのバージョンを Version と指定します。 バージョン名の前にティルド "~" を付けることにより、 互換性のあるすべてのバージョンを要求することができます。
-c カテゴリー. カテゴリー Category に属するパッケージに関する情報を表示します。 (カテゴリーは pkginfo ファイルのカテゴリー・フィールドで 定義されます。詳細は、pkginfo ファイル・フォーマットを参照してください。) コンマで区切ったリストを使用して、複数のカテゴリーを指定できます。 1 つのパッケージは、複数のカテゴリーが指定されている場合でも、1 つのカテゴリーだけに属している必要があります。 パッケージとカテゴリーの突き合わせでは、大文字小文字の区別は行われません。

指定されたカテゴリーが "set" である場合、pkginfo は セット・インストール・パッケージ (SIP) に関する情報を表示します。

プッギンスト パッケージ/セット名の省略形を指定するために使用する短文字列を定義します。 (「パッケージ・インスタンス」という用語は、厳密な意味で使用されているのではなく、 インスタンス ID が指定されていないものも含め、Pkginst の すべてのインスタンス化を指します。)

パッケージのすべてのインスタンスを示すには、「Pkginst.*」を指定する、 がシェルに解釈されるのを防ぐため、このようにコマンドラインをシングルクォートで囲む。 ソース・メディアで使用可能なすべてのパッケージを参照するには、"all" というトークン を使用してください。

Pkginst が SIP である場合、その SIP と関連付けられている パッケージに関する情報が表示されます。

-d 装置 Device に入っているパッケージまたはセットから得られた情報を表示します。 Device には、 ディレクトリーへの絶対パス名 (/var/tmp など) を 指定することも、"-" (これは標準入力から読み取られるデータ・ストリーム形式のパッケージを示します) を 指定することもできます。 デフォルト・デバイスはインストール先のスプール・ディレクトリー (/var/spool/pkg) です。

終了状況

このコマンドは、以下の終了値を戻します。
項目 説明
0 スクリプトの正常終了です。
1 致命的なエラーです。 この時点でインストール・プロセスが終了します。

ファイル

項目 説明
/var/spool/pkg デフォルトのスプール・ディレクトリー