nim_clients_setup コマンド

目的

クライアントを定義し、NIM クライアント・オブジェクトに対する BOS インストール操作を初期化します。

構文

nim_clients_setup [ -m mksysb_resource] [ -n ] [ -c ] [ -r ] [ -v ] client_object (s)

説明

nim_clients_setup コマンドは、新規クライアント・オブジェクトを定義し、以下のタスクを実行して NIM 環境のクライアントの BOS インストール操作を初期化します。
  • 環境変数 NIM_LICENSE_ACCEPT=yes をエクスポートします。
    • ネットワーク・インストール中にソフトウェア使用条件を受け入れるために使用。
  • 変数項目 NSORDER=local, bind を /etc/environmentに追加します。
    • ホストが /etc/hostにのみ存在する場合に、ネーム・レゾリューションに必要です。
  • client.defs ファイルを使用してクライアント・オブジェクトを定義します ( -c フラグが指定されている場合)。
    • ユーザーは、 nim_clients_setupを使用する前に、 /export/nim/client.defs ファイル内のスタンザを編集する必要があります。
  • クライアント・オブジェクトをインストール用に準備します。
    • -c フラグを使用すると、定義されたクライアントがインストール用に初期化されます。
    • クライアント・オブジェクトが指定されている場合、指定されたクライアントがインストール用に初期化されます。
    • -c またはクライアント・オブジェクトを省略すると、既存のすべての NIM クライアントがインストール用に初期化されます。
  • グループ名 basic_res_grp に含まれるリソースは、BOS インストール操作中にリソースとして使用されます。
注:basic_res_grp リソース・グループには、 nim_master_setup コマンドの実行中に作成されたリソースが取り込まれます。 このグループが存在しない場合は、 nim_clients_setup コマンドを使用する前に、NIM インストール・リソースを使用して定義する必要があります。

フラグ

項目 説明
-m mksysb_resource BOS インストールにおいて復元する代替バックアップ・イメージを指定します。 mksysb_resource の値は、新しい mksysb リソースを定義するために使用される NIM オブジェクト名または絶対パス・ロケーションを指定することができます。 デフォルトでは、 mksysb リソースは basic_res_grp NIM リソース・グループから割り当てられます。
-n ネイティブ (rte) インストールを有効にし、BOS インストール時にバックアップ・イメージ (mksysb) のリストアを無視します。 デフォルトでは、 mksysb restore は BOS インストール時に実行されます。
-c client.defs ファイルからクライアント・オブジェクトを定義します。 /export/nim/client.defs ファイルが存在し、有効なクライアント定義情報を持っている必要があります。 client.defs ファイルは、 nim_master_setup コマンドの実行中に作成されます。 このファイルが存在しない場合は、サンプルの client.defs ファイルを /usr/samples/nim/client.defs からコピーして、ユーザーが編集することができます。
-r BOS インストール操作の後、クライアント・オブジェクトをリブートします。 デフォルトでは、クライアントはリブートされません。 インストール用にリソースが割り当てられ、クライアントは希望するタイミングでリブートできます。
-v コマンド実行時の詳細デバッグ出力を有効にします。

セキュリティー

アクセス制御: nim_clients_setup コマンドを実行するには、root 権限が必要です。

場所

/usr/sbin/nim_clients_setup

  1. /export/nim/client.defs ファイルからクライアント・オブジェクトを定義し、 basic_res_grp リソース・グループのリソースを使用して BOS インストール用に新しく定義されたクライアントを初期化し、クライアントをリブートしてインストールを開始するには、次のように入力します。
    nim_clients_setup -c -r
  2. バックアップ・ファイル /export/resource/NIM/530mach.sysb をリストア・イメージとして使用して、BOS インストール用にクライアント client1 および client2 を初期化するには、次のように入力します。
    nim_clients_setup -m /export/resource/NIM/530mach.sysb \ client1 client2
  3. basic_res_grp リソース・グループからのリソースを使用して、ネイティブ (rte) BOS インストール用に NIM 環境内のすべてのクライアントを初期化するには、次のように入力します。
    nim_clients_setup -n

ファイル

項目 説明
/etc/niminfo NIM により使用される変数が入っています。