groups コマンド
目的
グループのメンバーシップを表示します。
構文
グループ [ ユーザー ... ]
説明
デフォルトでは、groups コマンドは、現行プロセスのグループ・メンバーシップ情報を標準出力に書き出します。 コマンド・パラメーターとして複数のユーザーが指定されている場合には、データベースから各ユーザーのグループ・メンバーシップが表示されます。
groups コマンドは、指定されているユーザーがユーザー・データベースに 見つからない場合には、警告メッセージを出した後、パラメーター・リスト上の次のユーザーについての 操作を継続します。
セキュリティー
アクセス制御: このプログラムを、トラステッド・コンピューティング・ベースに通常のユーザー・プログラムとしてインストールしてください。
例
パラメーター・リストにリストされているユーザーのグループ・メンバーシップを表示するには、 次のように入力します。
$ groups sys root lp adm
sys : sys
root : system bin sys security cron audit lp
lp : lp printq
adm : admファイル
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| /usr/bin/groups | groups コマンドが入っています。 |
| /usr/ucb/groups | groups コマンドへのシンボリック・リンク。 |
| /etc/group | グループ・ファイル。グループ ID が入っています。 |
| /etc/ogroup | 前バージョンのグループ・ファイル。 |
| /etc/passwd | パスワード・ファイル。ユーザー ID が入っています。 |
| /etc/opasswd | 前バージョンのパスワード・ファイル。 |