システム・スタートアップ・ファイル
ユーザーがログインすると、シェルはユーザーが設定した初期化ファイルを読み取ってユーザー環境を定義します。 使用するユーザー環境の特性は、環境変数に与えられた値によって定義されます。 この環境はシステムからログアウトするまで維持されます。
シェルは、ユーザーがオペレーティング・システムにログインするときに、2 つのタイプのプロファイル・ファイルを使用します。 シェルはこのファイルに記述されているコマンドを評価し、さらにそれらのコマンドを実行してユーザーのシステム環境を設定します。 /etc/profile ファイルがシステムのすべてのユーザーのプロファイル変数を制御するのに対して、.profile ファイルを使用した場合は、ユーザー独自の環境のカスタマイズが可能になるということを除き、これらのファイルの機能は類似しています。
シェルは、まず最初に /etc/environment ファイルのシステム環境を設定するコマンドを実行し、さらに /etc/profile ファイルに記述されているコマンドを評価します。 これらのファイルが実行されると、システムは次にユーザーのホーム・ディレクトリーに .profile ファイルがあるかどうか確認します。 .profile ファイルが存在していれば、システムはそのファイルを実行します。 .profile ファイルは、環境ファイルがあるかどうかも指定します。 環境ファイルがある場合 (通常は .env と呼ばれます)、システムはそのファイルを実行して、ユーザーの環境変数を設定します。
/etc/environment、 /etc/profile、および .profile ファイルは、ログイン時に 1 回実行されます。 一方、.env ファイルは、新しいシェルやウィンドウをオープンするたびに実行されます。