システムの実行レベル

システム実行レベルは、システム状態を指定し、開始するプロセスを定義します。

例えば、システム実行レベルが 3 であれば、その実行レベルで作動するように定義されているすべてのプロセスが開始されます。 ブート・プロセスのシステム・ブート・フェーズの終わりに近づくと、 実行レベルは、/etc/inittab ファイルの initdefault 項目から読み取られます。 システムは、実行レベルを変更するシグナルを受け取るまでは、この実行レベルで稼働します。 システム実行レベルは、init コマンドで変更することができます。 /etc/inittab ファイルには、各プロセスごとに、そのプロセスの実行レベルを定義するレコードが収められています。 システムのブート時、init コマンドは /etc/inittab ファイルを読み取って、開始するプロセスを判別します。

現在定義されている実行レベルには次のものがあります。

項目 説明
0-9 init コマンドは実行レベル 0-9 への変更の場合、現在の実行レベルのすべてのプロセスを削除し、新しい実行レベルに関連するプロセスを再始動します。
0-1 オペレーティング・システムで将来の使用のために予約されています。
2 デフォルトの実行レベル。
3-9 ユーザーの設定に従って定義できます。
a、b、c init コマンドは実行レベル ab、または c への変更を要求した場合、現在の実行レベルのプロセスを削除することはなく、新しい実行レベルに割り当てられたプロセスを開始するだけです。
Q、q init コマンドに /etc/inittab ファイルの再検査を指示します。