NIM 環境への管理オブジェクトの追加
SMIT またはコマンド・ラインを使用して、NIM 環境にスタンドアロン・クライアント、ディスクレス・クライアント、およびデータレス・クライアントの管理オブジェクトを追加することができます。
標準の NIM マシン・オブジェクトの追加制御を得るために、NIM 環境に管理オブジェクトを追加することができます。
スタンドアロン、ディスクレス、およびデータレス・クライアントは、管理対象または非管理対象のいずれかになります。 管理対象クライアントは、クライアントを制御する管理システムと関連付けられています。
dsm.core ファイルセットがインストールされている場合、管理対象クライアントはそのファイルセットのネットワーク・ブート機能と電源制御機能を使用することができます。 例えば、ネットワーク・ブートを要求するために管理システムにアクセスせずに、クライアントの保守ブートを要求することができます。
dsm.core ファイルセットがインストールされている場合、非管理対象クライアントと比較して管理対象クライアントの追加機能は次のとおりです。
- 次のコマンドを使用して保守モードでネットワーク・ブートおよびブートを実行します。
nim -o maint_boot -a boot_client=yes
- ネットワーク・ブートを実行すると、クライアントは次のコマンドを使用してインストールされます。
nim -o bos_inst -a boot_client=yes
- 次のコマンドを使用してクライアントをブートまたはリブートします。
nim -o reboot
- 選択された NIM 操作で -a open_console パラメーターを使用するときに、仮想コンソール xterm を開きます。
- VIOS クライアントが仮想 CD から ISO イメージをマウントできるように、仮想光ディスク・デバイスを定義して使用します。
管理オブジェクトは、ハードウェア管理コンソール(HMC)、中央電子処理装置 (CEC)、Integrated Virtualization Manager (IVM)、Virtual I/O Server (VIOS)、または Blade Center 管理モジュール (BCMM) オブジェクトによって表されます。