テキスト・ファイルの一部を貼り付ける (paste コマンド)

paste コマンドを使用して、最高 12 個までのファイルの行を 1 つのファイルにマージできます。

以下の例をご確認ください。
  • names という名前のファイルの内容を次のように仮定します。
    rachel
    jerry
    mark
    linda
    scott
    また、places という名前の別のファイルの内容を次のように仮定します。
    New York
    Austin
    Chicago
    Boca Raton
    Seattle
    さらに、dates という名前の別のファイルの内容を次のように仮定します。
    February 5
    March 13
    June 21
    July 16
    November 4
    ファイル names、places、および dates を一緒に貼り付けるには、次のように入力します。
    paste names places dates > npd
    これにより、npd という名前のファイルが作成され、names ファイルのデータが 1 番目のカラムに、places ファイルのデータが 2 番目のカラムに、dates ファイルのデータが 3 番目のカラムに入ります。 npd ファイルの内容は、次のようになります。
    rachel          New York        February 5
    jerry           Austin          March 13
    mark            Chicago         June 21
    linda           Boca Raton      July 16
    scott           Seattle         November 4
    各行の name、place、date は、それぞれタブ文字で区切られます。 これらのカラムは、タブ停止位置が 8 カラムごとに設定されるので、桁合わせされません。
  • タブ以外の文字でカラムを区切るには、次のように入力します。
    paste -d"!@" names places dates > npd
    これにより、列分離子として !@ が使用されます。 namesplaces、および dates の各ファイルが、例 1 のファイルと同じものである場合、npd ファイルの内容は、次のようになります。
    rachel!New York@February 5
    jerry!Austin@March 13
    mark!Chicago@June 21
    linda!Boca Raton@July 16
    scott!Seattle@November 4
  • 現行ディレクトリーを 4 カラムでリストするには、次のように入力します。
    ls | paste - - - -
    各ハイフン (-) がそれぞれ、paste コマンドに対して、標準入力から読み取られたデータを含むカラムを作成するよう指示します。 最初の行が最初のカラムに置かれ、2 番目の行は 2 番目のカラムに置かれ、以降、同様に処理されます。

完全な構文については、「コマンド・リファレンス 第 4 巻」の paste コマンドを参照してください。