aso コマンド

目的

SRC の外側で Active System Optimizer (ASO) を開始します。

構文

aso

説明

ASO は AIX® サービスの一つであり、システムをモニターして大幅に最適化します。これは SRC サブシステムとして提供され、通常の SRC コマンド (startsrc および stopsrc コマンド) で開始および停止できます。

セキュリティー

RBAC ユーザーと Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権の詳細情報については、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

環境変数

項目 説明
ASO_ENABLED
目的
あるプロセスに設定される場合、そのプロセスが ASO によって最適化されないように、または最適化される可能性を高めるために、この環境変数を使用できます。
  • ALWAYS: ASO は最適化のためにこのプロセスを優先します。
  • NEVER: ASO はこのプロセスを最適化しません。
  • その他の値: ASO の最適化基準が満たされる場合、ASO はそのプロセスを最適化します。
変更
ASO_ENABLED=[ALWAYS|NEVER] export ASO_ENABLED
この変更は、変数設定後の現行シェルからのプロセスの実行に影響します。この変更は、このシェルからログアウトするまで有効です。永続的な変更を行うには、ASO_ENABLED=[ALWAYS|NEVER] オプションを /etc/environment ファイルに追加します。
ASO_OPTIONS
目的
あるプロセスに設定される場合、ASO がそのプロセスに適用する可能性のある最適化を制御するために、この環境変数を使用できます。 複数のオプションをコンマ文字で区切って指定します。 複数のオプションが競合する場合、最後に設定したオプションのみが有効になります。
  • ALL=[ON|OFF] - このプロセスに対するすべての最適化を使用可能または使用不可にします。
  • CACHE_AFFINITY=[ON|OFF] - このプロセスに対するキャッシュ親和性の最適化を使用可能または使用不可にします。
  • MEMORY_AFFINITY=[ON|OFF] - このプロセスに対するメモリー親和性の最適化を使用可能または使用不可にします。
  • LARGE_PAGE=[ON|OFF]: ラージ・ページの最適化を使用可能または使用不可にします。
  • MEMORY_PREFETCH=[ON|OFF]: データ・ストリーム・プリフェッチの最適化を使用可能または使用不可にします。
  • 他の値に設定されているか、設定解除されている場合: ASO は最適化のデフォルト設定をプロセス上で実行します。
変更
ASO_OPTIONS=<option string> export ASO_OPTIONS
この変更は、変数設定後の現行シェルからのプロセスの実行に影響します。この変更は、このシェルからログアウトするまで有効です。永続的な変更を行うには、変数を /etc/environment ファイルに追加します。
  • キャッシュ親和性の最適化をオフにするには、ASO_OPTIONS 環境変数を次のように設定します。
    ASO_OPTIONS=CACHE_AFFINITY=OFF
  • メモリー親和性の最適化を使用可能にし、その他の最適化をオフにするには、ASO_OPTIONS 環境変数を次のように設定します。
    ASO_OPTIONS=ALL=OFF,MEMORY_AFFINITY=ON