foo プログラムに関して生成されたレポート
rmss コマンドは foo プログラムに関するレポートを作成します。
Hostname: aixhost1.austin.ibm.com
Real memory size: 16.00 Mb
Time of day: Thu Mar 18 19:04:04 2004
Command: foo
Simulated memory size initialized to 16.00 Mb.
Number of iterations per memory size = 1 warm-up + 1 measured = 2.
Memory size Avg. Pageins Avg. Response Time Avg. Pagein Rate
(megabytes) (sec.) (pageins / sec.)
-----------------------------------------------------------------
16.00 115.0 123.9 0.9
15.00 112.0 125.1 0.9
14.00 179.0 126.2 1.4
13.00 81.0 125.7 0.6
12.00 403.0 132.0 3.1
11.00 855.0 141.5 6.0
10.00 1161.0 146.8 7.9
9.00 1529.0 161.3 9.5
8.00 2931.0 202.5 14.5レポートは 4 つの欄で構成されています。 左端の欄はメモリー・サイズを示し、 一方、「Avg. Pageins」欄は、 アプリケーションがそのメモリー・サイズで実行されたときに発生したページインの平均数を示します。 「Avg. Pageins」欄が、コード、データ、およびファイルの、 アプリケーションの実行時に完了したすべてのプログラムからの読み取りを含む、 すべてのページイン操作を表していることに注意することが重要です。 「Avg. Response Time」欄は、 アプリケーションの完了までの平均時間を示し、「Avg. Pagein Rate」欄は、 平均ページイン率を示します。
「Avg. Pagein Rate」欄に注目してください。 16 MB から 13 MB までは、ページイン率は比較的小さいです (< 1.5 ページイン/秒)。 ただし、13 MB から 8 MB までは、ページインが最初は徐々に大きくなり、 その後 8 MB に達すると急速に大きくなります。 「Avg. Response Time」欄もこれと似た状態で、最初は比較的平らですが、 次第に増加していって、最後にメモリー・サイズが 8 MB に達したところで急速に増加しています。
ここで、ページイン率は、メモリー・サイズが 14 MB (1.4 ページイン/秒) から 13 MB (0.6 ページイン/秒) に変化するときに、 実際には減少しています。 これがアラームの原因ではありません。 実際のシステムでは、結果が完全に滑らかになると期待することはできません。 重要な点は、ページイン率が 14 MB と 13 MB の両方で比較的低いということです。
最後に、レポートから 2 つの結論を導き出すことができます。 まず、アプリケーションのパフォーマンスが 8MB で受け入れ難いと思われた場合 (おそらくそうでしょうが)、メモリーを追加するとパフォーマンスがかなり改善されるはずです。 応答時間が 16 MB の約 124 秒から 8 MB では 202 秒に、63% も増加していることに注意してください。 一方、16 MB でのパフォーマンスが受け入れ難いと思われる場合は、 メモリーを追加しても、16 MB でページインによってプログラムが目に見えて遅くなるわけではないので、 パフォーマンスが大きく改善されることはありません。