アプリケーションの概要

IBM® AdTarget は、パートナーとのデータ・シンジケーションのレベルを常に直接管理し、オーディエンス・セグメンテーションのロジックを作成および実装し、表示広告キャンペーンの有効性を評価するために使用します。AdTarget のユーザー・インターフェースは、3 つの主要タブ (機能領域) で構成されています。

  • レポート
    • どの広告キャンペーンが有効で、どのキャンペーンが目標を満たしていないかを確認します。
    • キャンペーンが個別のパートナーによっていかに有効的に実行されているかを確認します。

    お客様のディスプレイ広告のマーケティング担当者は、 AdTarget「レポート」タブのキャンペーン・レポートを使用して、お客様が立ち上げるオフサイト広告プログラムのパフォーマンスを追跡できます。AdTarget パフォーマンス・レポートは、プログラムのサマリー・レベルの指標を提供し、さらに詳しく分析したほうがよいと思われる領域を判断できるようにします。 クリック帰因のパフォーマンスは、Digital Analytics マーケティング・プログラム・レポートを使用して詳しく分析できます。Impression Attribution ソリューションは、 IBM Digital Analytics Explore 内のオフサイト広告インプレッションにコンバージョンを帰因させる機能を提供します。

  • 統合
    • 複数のパートナーと提携して、それぞれのパートナーに表示広告プログラムのタイプに特化した異なるタイプの訪問者行動データを送信できます。
    • 再ターゲットまたは再獲得のために、自身のサイトでのリアルタイムの訪問者アクティビティーに基づくオーディエンス・セグメントを直接指定します。
    • 自身の組織のサイト・アクティビティー・データと、どのサード・パーティーとデータを共有するかを常に完全に管理します。

    AdTarget「統合」タブでは、お客様が提携する AdTarget ネットワーク・パートナーと、各パートナーでアクティブに設定するデータ・シンジケーションの特定のレベルを管理します。提携するパートナーと、それらの組織が実施する表示広告キャンペーンで使用するデータのタイプを選択します。「統合」ページでは、Digital Analytics API を通じて、組織のデータ・シンジケーションをお客様が完全に管理できます。シンジケートするために指定するデータは、いつでも変更できます。また、以前にアクティブに設定したパートナーとのデータ・シンジケーションは、完全に使用不可にすることができます。お客様は AdTarget を通じてデータ・シンジケーションを自己管理できるため、Digital Analytics またはパートナー組織に作業要求チケットを申請する必要はありません。

  • 管理
    • 表示広告マーケティング・マネージャーが作成したオーディエンス・セグメントを確認します。
    • 広告ターゲット・パートナーとのデータ・シンジケーションの状況を確認します。

    AdTarget「管理」タブでは、パートナー・シンジケーションの現在の状態を確認できます。 Digital Analytics API は、お客様の組織と特定のパートナー間の要求を管理します。AdTarget アプリケーションは、パートナー組織の状況 (アクティブまたは保留中の要求など) を表示します。「管理」タブを使用すると、表示広告キャンペーンに特化して使用するために AdTarget 内で作成されたすべての訪問者セグメントを確認できます。