XIV GUI からのデプロイ

Windows デプロイメント・ホストを使用している場合、XIV® 管理ツール・バージョン 4.7 以降の任意のローカル・インストール済み環境から IBM Spectrum Accelerate™ システムをデプロイできます。また、サーバー・ベースの IBM® Hyper-Scale Manager バージョン 1.8 以降をデプロイメント・ホストとして使用することもできます。

「スペクトル・アクセラレート・システムのデプロイ」オプション (図 1 および 図 2 を参照) は、IBM Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードを起動します。このウィザードを使用して、必要な構成パラメーターをさまざまなタブに迅速に入力し、デプロイメント・コマンドを発行できます。

図 1. XIV GUI – 「スペクトル・アクセラレート・システムのデプロイ」オプション
このイメージは、XIV GUI の「スペクトル・アクセラレート・システムのデプロイ」オプションを示しています。
図 2. IBM Hyper-Scale Manager – 「スペクトル・アクセラレート・システムのデプロイ」オプション
このイメージは、Hyper-Scale Manager の「スペクトル・アクセラレート・システムのデプロイ」オプションを示しています。
デプロイメント・ウィザードの「一般」タブ (図 3 を参照) を使用して、以下のことができます。
  • デプロイメントに必要なデプロイメント・コマンド・ファイル (xiv_sds_deployment_win.cmd) の場所を指定する。
  • 「インポート」オプションを使用して既存の Spectrum Accelerate システムの構成をインポートする、または「エクスポート」オプションを使用して現行構成をエクスポートする。すべての構成は、ステップ 2: XML 構成ファイルの作成および編集で説明しているように、XML 形式で保存されています。
図 3. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード - 「一般」オプション・タブ
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「一般」オプション・タブを示しています。
「システム設定」タブ (図 4 を参照) を使用して、IBM Spectrum Accelerate ストレージ・システムの設定を指定できます。これには、以下の情報が含まれます。
図 4. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – 「システム設定」タブ
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「システム設定」タブを示しています。
  • システム名 – Spectrum Accelerate ストレージ・システムの名前 (別名)。
    図 5. Spectrum Accelerate システム名 – ESXi フォルダーおよびクラスター名
    このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「システム設定」タブを示しています。
  • IBM お客様番号– IBM お客様番号 (ICN)。お客様の ICN については、IBM までお問い合わせください。過去に ICN を取得していて、稼働中の IBM Spectrum Accelerate システムが存在する場合、『IBM お客様番号 (ICN) の検索』の説明に従って、お客様の ICN を検索できます。
  • 管理ゲートウェイ – Spectrum Accelerate ストレージ・システムの管理 IP アドレス。
  • 管理ネットマスク – Spectrum Accelerate ストレージ・システムのネットマスク IP アドレス。
  • 相互接続 MTU – 相互接続ネットワークの最大伝送単位 (MTU) 設定 (バイト数) 。
  • オフプレミス – Spectrum Accelerate ストレージ・システムがお客様施設にデプロイされるか、クラウド・ベースの ESXi サーバー上 (オフプレミス) にデプロイされるかを示します。
  • 診断の実行 – このオプションの値が Yes に設定され、オプションが有効になっている場合、デプロイメントの前にネットワーク環境およびディスク・パフォーマンスを分析するためのブート・シーケンスが提供されます。この分析中に、関連する警告またはエラーが発行されます。警告の場合はデプロイメントを続行できますが、エラーが検出されるとデプロイメントは停止します。診断が正常に (エラーなしに) 実行されると、ストレージ・システムはリブートし、Spectrum Accelerate プロセスをオンにする準備が行われますが、プロセスが開始されることはありません。
「vCenter サーバーの設定」タブ (図 6 を参照) はオプションです。モジュールとして使用される ESXi ホストを制御またはモニターするために vCenter サーバーを使用するかどうかを指定できます。「vCenter を使用可能にする」を選択して vCenter サーバーを使用することを指定し、以下の詳細情報を入力できます。
図 6. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – 「vCenter サーバーの設定」タブ
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「vCenter サーバーの設定」タブを示しています。
  • vCenter サーバー IP/ホスト名 – ESXi ホストのモニターおよび制御に使用される vCenter サーバーのホスト名または IP アドレス。
  • ユーザー名 – vCenter サーバーにアクセスするためのユーザー名。
  • 「パスワード」および「パスワードの確認」 – vCenter サーバーにアクセスするためのパスワード。
  • データ・センター名 – Spectrum Accelerate ストレージ・システムを定義する、既存のデータ・センター・エンティティー (vCenter エンティティー) の名前。
「モジュール設定」タブ (図 7 を参照) を使用して、 Spectrum Accelerate ストレージ・システム・モジュールとして使用される個々の ESXi ホストを定義できます。これには、以下の情報が含まれます。
図 7. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – 「モジュール設定」タブ
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「モジュール設定」タブを示しています。
  • すべてのモジュールで同一にする必要がある構成の詳細
    • CPU コア数 (4 個から 20 個) – 各 ESXi ホスト・マシン上で Spectrum Accelerate 仮想マシン専用にする必要がある物理 CPU コアの数 (ハイパースレッドを含まない)。
    • メモリー (24 GB から 128 GB) – 各 ESXi ホスト・マシン上で Spectrum Accelerate 仮想マシンに割り振る必要がある合計メモリー (RAM) のギガバイト数。
    • ディスク数 – データ・ディスクまたはハード・ディスク・ドライブ (HDD) の合計数。
    • SSD 数 – ソリッド・ステート・ドライブ (SSD) の合計数。
  • 個々のモジュール固有の構成の詳細。 緑のプラス・アイコン (図 7 を参照) をクリックして、別個のダイアログ・ボックスで以下の詳細を指定します (図 8 を参照) –
    図 8. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – モジュールの詳細
    このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「モジュール設定」タブを示しています。
    • モジュール番号 – モジュールの連番。Spectrum Accelerate ストレージ・システムは少なくとも 3 個のモジュールを必要とし、最大 15 個のモジュールを組み込むことができます。
    • データ・ストア名 – Spectrum Accelerate 仮想アプライアンスのイメージを保管する、事前構成されたデータ・ストアの名前 (250 GB のフリー・スペースが必要です)。
    • モジュール管理 IP – Spectrum Accelerate 仮想マシン (VM) に割り当てる管理ネットワーク上の IP アドレス。
    • ESXi ホスト名/FQDN – ストレージ・システム・モジュールとして使用する、ESXi ホストのホスト名または IP アドレス (管理 IP アドレス)。
    • ESXi ユーザー名 – ESXi ホストにアクセスするためのユーザー名。
    • 「ESXi パスワード」および「ESXi パスワードの確認」 – ESXi ホストにアクセスするためのパスワード。
    • 相互接続 - ESXi ホストがポート・グループ・マッピングのために、および他の ESXi ホストとの相互接続のために使用するネットワークの名前。
    • iSCSI – ESXi ホストがストレージ・プロビジョニングできるようにする iSCSI ネットワークの名前。
    • 管理 – ESXi ホスト上の管理ネットワークの名前。
    • IP アドレス – ストレージ・システム・モジュールを他のモジュールと相互接続するために使用される静的 IP アドレス。
    • ネットマスク – 相互接続ネットワークのネットマスク IP アドレス。
  • ディスク ID (オプション) – 特定のモジュールのディスクの固有 ID。データ・ディスク (ハード・ディスク・ドライブ) の ID を指定することを選択した場合は、特定のモジュールのすべてのデータ・ディスクを識別する必要があります。『準備タスク』の説明に従って、ESXi サーバーで認識される製造メーカーのディスク ID を使用してください。

    ディスク ID を指定するには、追加済みのモジュールを選択して強調表示した後、「ディスク名の構成 (Configure Disk Names)」をクリックします (図 7 を参照)。その後、「ディスク ID の構成」ダイアログ・ボックスにディスク ID を入力できます。

図 9. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – モジュールの詳細
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「モジュール設定」タブを示しています。

最後のタブ、「事前対処的サポート」 (図 10 を参照) を使用して、デプロイメントの完了後に、「事前対処的サポートを使用可能にする」オプションを有効にできます。このオプションは、お客様がデプロイした Spectrum Accelerate システムに対して IBM が事前対処的サポート (問題検出および事前対処的通知) を提供できるようにします。デプロイメント・オプションとしてこのオプションを有効にしなかった場合でも、「事前対処的サポート」および「リモート・サポート」オプションの使用可能化で説明しているように、後でこのオプションを有効にすることができます。

Spectrum Accelerate デプロイメントのベスト・プラクティスとして、「事前対処的サポートを使用可能にする」オプションを選択して、以下の詳細情報を入力してください。
図 10. XIV GUI – Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザード – 「事前対処的サポート」タブ
このイメージは、Spectrum Accelerate デプロイメント・ウィザードの「事前対処的サポート」タブを示しています。
  • 事前対処的サポート SMTP ゲートウェイ - IBM サーバーに対して SMTP メッセージを送信するための SMTP ゲートウェイの IP アドレス。「ゲートウェイ」構成パネルでゲートウェイ・アドレスを事前定義しておく必要があります。
    図 11. XIV GUI – 「ゲートウェイ」定義パネル
    このイメージは、「ゲートウェイ」定義パネルを示しています。
  • 名前 – 問題が検出された場合に IBM サポートからの連絡先になる個人の名前。
  • E メール – 連絡先の個人の E メール・アドレス。
  • オフィスの電話 – 連絡先の個人の職場の電話番号。

デプロイする IBM Spectrum Accelerate システムの完全な詳細を入力したら、タブに入力した情報に基づいてデプロイメント・プロセスを開始するため、「デプロイ」をクリックします。