STRS 関数

構文

STRS (dynamic.array, repeat)
CALL -STRS (return.array, dynamic.array, repeat)
CALL !STRS (return.array, dynamic.array, repeat)

説明

STRS 関数を使用すると、dynamic.array の各エレメントを指定した回数だけ繰り返したものを含む動的配列を作成できます。

dynamic.array は生成されるストリングとして評価される式です。

repeat は、エレメントが繰り返される回数として評価される式です。これが、正整数に切り捨てできる値として評価されない場合、dynamic.array に対して空白ストリングが戻ります。

dynamic.array が NULL 値として評価される場合、NULL が戻ります。dynamic.array のいずれかのエレメントが NULL 値である場合、そのエレメントに対して NULL が戻ります。repeat が NULL 値として評価されると、STRS 関数は正しく実行されずプログラムはランタイム・エラー・メッセージを出力して終了します。

サブルーチン構文を使用した場合、結果として生じる動的配列が、return.array に戻ります。

ABC="A":@VM:"B":@VM:"C"
PRINT STRS(ABC,3)

次のプログラム出力が得られます。

AAAVBBBVCCC