BASIC の用語

InfoSphere® DataStage® BASIC プログラマーが理解しておく必要がある用語を次に示します。

BASIC プログラム

BASIC プログラムとは、コンピューターに対して一連のタスクを指定の順序で実行するよう指示するステートメントの集まりです。 1 つの BASIC ステートメントは、キーワード変数 からなります。

ソース・コード

ソース・コードとは、プログラマーが記述したプログラムの原型です。

オブジェクト・コード

オブジェクト・コードとは、コンパイラーから出力されるコードです。オブジェクト・コードを実行するには、InfoSphere DataStage の RUN コマンドを実行するか、サブルーチンを呼び出します。

変数

変数とは、メモリーに格納されている 1 つ以上のデータにシンボル名を割り当てたものです。 変数には、数値、文字ストリング、NULL 値をはじめ、プログラマーが定義した値や、プログラムを実行して得られた値を格納できます。 変数名の長さは最長で 1 物理行ですが、実際に認識されるのは最初の 64 文字だけです。変数名は、英字で始め、英数字、ピリオド ( . )、ドル記号 ( $ )、% 記号 ( % ) を含むことができます。また、大/小文字は区別されます。したがって、REC と Rec は別の変数として認識されます。

関数

BASIC 組み込み関数では、引数を使用して数値や文字ストリングを操作できます。 関数はキーワード名を使用して指定し、その後ろにカッコで囲んだ引数を指定します。関数は式の中でも使用できます。また、関数を含んだ式を、別の関数の引数として使用することもできます。 InfoSphere DataStage BASIC には、数値関数とストリング関数の両方が用意されています。

キーワード

BASIC キーワードとは、BASIC のプログラム・ステートメント内で特別に識別されるキーワードです。キーワードの大/小文字は区別されません。したがって、READU と readu は同じキーワードとして認識されます。予約語のリストについては、『BASIC 予約語』を参照してください。