BITNOT 関数

構文

BITNOT (expression [,bit#])

説明

BITNOT 関数を使用すると、数式で指定した整数をビットごとに否定演算できます。

bit# は、反転するビットの数として評価される式です。bit# が指定されない場合、BITNOT がそれぞれのビットを反転します。1 のビットは 0 に、0 のビットは 1 になります。これによって返される値は、次の演算の結果と同じになります。

(-expression)-1

expression が NULL 値として評価される場合、NULL が戻ります。bit# が NULL 値として評価されると、BITNOT 関数は正しく実行されずプログラムはランタイム・エラー・メッセージを出力して終了します。

整数でない値は、演算の実行前に切り捨てられます。

BITNOT 演算は、32 ビットの 2 の補数ワードで実行されます。

注: ハードウェア・アーキテクチャーの違いにより、上位ビットの使用が移植不可となる可能性があります。

PRINT 
BITNOT(6),BITNOT(15,0),BITNOT(15,1),BITNOT(15,2)

次のプログラム出力が得られます。

-7 14 13 11