Microsoft Exchange ActiveSync デバイスのアドレスエンコード
Windows Phone と Tablet、BlackBerry 10、Apple iOs などの ActiveSync デバイスでは、許容される Domino メールアドレスを完全にはサポートできません。非標準のインターネットアドレス形式をデバイスで正しく処理できるようにするために、IBM Traveler は、この形式を、これらのデバイスでサポートされるインターネットアドレスにエンコードする機能を備えています。
サポートされない形式のアドレスが ActiveSync デバイスに送信されると、ActiveSync デバイスから無効なアドレスに関するエラーが出力されます。また、メール送信エラー、カレンダーと連絡先の無効なエントリ、さらにはデバイスアプリケーションの破損などのケースが考えられます。この機能を使用すると、スペース、特殊文字、各国語文字、DBCS 文字を含むアドレスをエンコードできます。エンコードは、グループ名のほか、個々のアドレスに適用されます。例えば、以下のアドレスが変換されます。
- John Doe/City/Company
- John's_address@company.com
- ABC Group (Test)
デバイスでエンコードされたアドレスは、"John Doe/City/Company" <Sm9obiBEb2UvQ2l0eS9Db21wYW55@Int.noninternet.sub> のようになります。
多くの場合、ActiveSync デバイスには表示名 (John Doe/City/Company) のみが表示されますが、インターネットアドレス (Sm9obiBEb2UvQ2l0eS9Db21wYW55@Int.noninternet.sub) がデバイス上または返信履歴に実際に表示される場合もあります。
デバイスからメール、カレンダーの更新、招待への応答、連絡先の更新などが IBM Traveler サーバーに送信されるたびに、サーバーはアドレスをデコードし、元の値で置き換えます。IBM Traveler は、ActiveSync デバイスから送信されたメールメッセージ本文の検査や変更は行いません。 そのため、エンコードされたアドレスがメールメッセージ本文に含まれる場合、そのアドレスは置き換えられず、受信者がメール本文内で目にすることになります。
設定
アドレスエンコードはデフォルトで有効になっていますが、必要な場合は管理者が無効にすることができます。この動作を無効にするには、notes.ini に以下のキーと値を追加し、IBM Traveler サーバーを再起動します。
NTS_ADDRESSCACHE_ENCODING_ENABLED_AS=false