自動同期の SMS モードの使用
自動同期用として SMS (Short Message Service) モードを使用するように、IBM Traveler を設定することができます。この設定により、バッテリ寿命が延びる場合があります。 このトピックは、Android、Symbian、Windows デバイスのみに適用されます。
デフォルトでは、IBM Traveler は、デバイスとサーバーの両方が相互に同期関係を維持できる HTTP または HTTPS 接続をデバイスとサーバー間で維持します。 ネットワークプロバイダ、ネットワークアドレス変換 (NAT) のタイムアウト、デバイスの特性などの要因によっては、この接続を維持することによってデバイスのバッテリに負荷がかかることがあります。自動同期用として SMS モードを使用することにより、バッテリへの負荷を軽減してバッテリの充電間隔を延ばすことができます。
- デバイスで、IBM Traveler の設定にアクセスし、[自動同期] を選択します。
- SMS 用メールアドレス情報を入力します。通常は、電話番号の後に @ 記号と通信業者固有のドメインを付けます。例えば、次のようになります。
- 9195555309@messaging.sprintpcs.com
- 9195552143@txt.att.net
- Nokia と Android デバイスの場合:
- [SMS 通知] を [オン] に設定します。
Windows Mobile デバイスの場合:- [SMS 通知を有効にする]を選択します。
- [完了] をクリックします。
この手順が完了すると、IBM Traveler はサーバーに対する常時接続の保持を停止します。 また、SMS を使用してサーバーサイドの変更をデバイスに通知するようになります。これらの SMS メッセージは、デバイス上の IBM Traveler によってサイレントモードで受信されるため、SMS メッセージングの使用には支障はありません。
SMS メッセージの送信者アドレスの設定
ご使用のモバイルデバイスで、IBM Traveler サーバーから送信された SMS メッセージが受信されない場合、デバイスのモバイル通信業者が SMS メッセージを無視している可能性があります。 デフォルトでは、送信メッセージの [送信者] フィールドに設定されたメールアドレスが、[宛先] フィールドと同じアドレスに設定されます。一部の通信業者は、これを無効な SMS メールメッセージとして処理します。正しく処理されるようにするには、IBM Traveler サーバーが異なる [送信者] アドレスを使用するように、内部構成値を設定します。 IBM Traveler サーバー管理者は、NTS_SMS_SENDER_ADDRESS エントリを notes.ini ファイルで編集し、新規アドレスを追加する必要があります。
NTS_SMS_SENDER_ADDRESS の値には、有効なメールアドレスを指定してください (以前に示した値は使用しないでください)。ファイルを保存して IBM Traveler サーバーを再起動します。この手順は、SMS メッセージの受信に問題がある場合のみ、実行する必要があります。Android では、接続されているときのステータスは「SMS 経由でサーバーに接続されています。」と表示されます。
SMS メッセージコンテンツ
SMS メッセージは、同期が必要なアプリケーションまたは実行が必要なセキュリティ操作のみを含みます。ユーザー名やコンテンツ (メール、カレンダー、連絡先、ジャーナル、タスク) は、メッセージには含まれません。SMS メッセージはデバイスに対して、指定したアプリケーションの同期または適切なセキュリティアクションをトリガーするのみで、その時点でデバイスは、名前やデータコンテンツなどの関連する機密性が高い情報を受信します。