Android の制限と制約事項

このトピックでは、IBM Traveler を使用する場合の Android デバイスでの既知の制約と制限事項について説明します。

すべてのデバイスクライアントに当てはまる制限と制約事項については、「一般的な制限」を参照してください。

Android プラットフォーム

表 1. Android プラットフォームに関する問題

問題

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ユーザーが選択した形式に従って日付形式が設定されない。

Java の日付書式設定 API では、Android の [日付と時刻] > [日付形式の選択] の設定は無視されます。そのため、Android プラットフォームのアプリケーション (カレンダーなど) では、この設定に対する変更は反映されません。Android の [言語とキーボード] > [言語を選択] 設定を使用して、言語とロケールを選択してください。ここで選択したロケールが、IBM Traveler 内で使用されます。

アプリケーションアイコンが正しくなく機能しない。正しくないアイコンのいずれかをクリックすると、「リンク先のプログラムは携帯電話にインストールされていません (The Linked program is no longer installed on your phone)」というエラーが表示される。

一部のデバイスでは、前のベータバージョンのクライアントからアップグレードすると、アプリケーションアイコンが正しく作成されず、機能しない場合があります。これは、これらのデバイスにおける既知の問題です。この問題を解決するには、前のバージョンのアプリケーションをアンインストールしてから、最新バージョンをインストールしてください。

IBM Traveler アプリケーションが [アプリケーション管理者] の下の間違った場所に表示される。

[メニュー] > [設定] > [アプリケーション] > [アプリケーション管理者] メニューで、IBM Traveler アプリケーションが「C」の下にソートされる場合があります。 これは一時的な状態のようです。[戻る] を押して [アプリケーション管理者] に戻ると、正しいソート順に戻ります。

Sony Tablet P では、サブエレメントの選択時に設定メニューが閉じます。

Sony Tablet P デバイスでは、[設定] メニュー内のサブエレメントを選択すると、ダイアログが強制的に閉じられます。これはデバイスメーカーの OS 実装のエラーが原因であり、デバイスメーカーしかこの問題を修正することはできません。メーカーによって問題のフィックスが提供されるまで、この制限は続くことになります。

Sony Tablet P の二重表示の問題。

すべての機能が動作するが、Sony Tablet P の特殊な二重画面レイアウトのため、IBM Traveler のユーザーエクスペリエンスが望ましい水準に達しないことがあります。このようなユーザーエクスペリエンスの問題は、Sony が画面レイアウトの問題を修正するまで解決されません。

インストール

表 2. インストールの問題

問題

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8.5.2.x からのマイグレーション。

8.5.2.x から 8.5.3 にマイグレーションするには、IBM Traveler のアンインストールと再インストールと、スタンドアロンの IBM® Installer アプリケーションの削除が必要です。

Android 携帯電話に Lotus Notes® Traveler 8.5.2.x をインストールしており、それを 8.5.3 に更新する場合、IBM Installer のガイドに従って、8.5.2.x バージョンをアンインストールし、8.5.3 バージョンをインストールした後、IBM Installer アプリケーションを削除してください。

8.5.3.2 から 8.5.3 Upgrade Pack 1 へのマイグレーション後、Android 2.2.1 バージョン上でいくつかの IBM Traveler アイコンが消去されます。

デバイスによってはアプリケーションアイコンが消去されたり、異なるアイコンとして表示されます。 これはデバイスの問題です。 これを修正するには、IBM Traveler をデバイスからアンインストールし、再インストールします。

アンインストール

表 3. アンインストールの問題
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デバイスから IBM Traveler をアンインストールした後、使用できないデータが SD カードに残る。 Android 2.2 の場合、データを格納するために IBM Traveler で使用される SD カード上のディレクトリは Android OS によって指定され、アプリケーションのアンインストール時に OS によって削除されることを想定しています。 一部のデバイスでは、アンインストール後にこのデータが SD カードに残る場合があります。SD カードに残るデータは暗号化されています。キーはアンインストール時に削除されるため、このデータにはアクセスできません。したがって、ユーザーがカード上のスペースを回復する必要がある場合、データを安全に削除できます。
アンインストール後にパスワードポリシーが変更されることがある。 Android 2.2 の場合、IBM Traveler デバイス管理機能の有効化と無効化が、ユーザーが設定する必要があるパスワードの長さに影響することがあります。一部のデバイスでは、デバイス管理機能を無効にした後でも長いパスワードが引き続き必要な場合があります。

メール

表 4. メールの問題
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ソフトリセットによってメールの同期と最新表示が実行される場合がある。

クライアントデバイスのソフトリセットを実行すると、メールがサーバーに同期されて最新表示される場合があります。

インラインイメージとメール本文のファイルサイズに関する制限事項。

インラインメッセージのファイルサイズ制限は、デバイスの使用可能メモリに依存します。制限は、古いデバイスの 1MB からより新しいデバイスの 10MB の範囲となります。また、1MB を超えるメール本文は切り捨てられます。メッセージ本文またはインラインイメージがこの制限を超えた場合、メール本文のメッセージに最大サイズに到達したことが表示されます。

添付ファイルに関する制限事項。

10MB を超える添付ファイルは、デバイスに同期させることができません。また、10MB を超えるメールメッセージ本文は切り捨てられます。

カレンダー

表 5. カレンダーの問題
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カレンダーイベントの連絡先名に関する制限事項。

参加者の連絡先名は操作できません。また、議長にコメントを送信するためのオプションは、会議で使用できる操作には含まれていません。

カレンダーイベント検索に関する制限事項。

カレンダーエントリは検索できません。

プライバシー情報が表示されない。

イベントが公開であるか非公開であるかに関する情報は表示できません。

イベントの説明をリッチテキストで表示できない。

現在、イベントの説明を HTML 形式の文字列として Android クライアントに送信することはできません。そのため、イベントの説明をリッチテキストで表示することはできません。

繰り返しイベントのすべてのインスタンスを一括で別のスケジュール日付に変更できない。

このリリースでは、この機能は使用できません。 この操作を実行する場合は、IBM Notes クライアントを使用してください。

繰り返し会議のすべてのインスタンスが表示されるわけではない。

ユーザーがデバイスかイベントを作成すると、IBM Traveler サーバーはそのイベントを 10 のインスタンス (年間の繰り返し規則の場合) または 250 のインスタンス (それ以外の繰り返し規則の場合) に切捨てます。

デバイスとサーバー両方での 2067 年より後のカレンダーエントリは、同期されません。

招集が個人グループに送られない。

グループの同期はサポートされないため、個人グループ (IBM Domino サーバーのアドレス帳に定義されていないもの) に送信されたカレンダー招集は、配信されず送信されません。

カレンダー通知に添付ファイルが見つからない。

カレンダー添付ファイルは IBM Traveler サーバーではまだサポートされません。結果として、カレンダー添付ファイルがサーバーで完全にサポートされるようになるまでは、添付ファイルは IBM Verse メールの受信ボックスのカレンダー通知から削除されます。

実装されていない機能

表 6. 実装されていない機能
問題 詳細

ジャーナル

この問題については、今後のリリースで検討される予定です。