実装

Oracle JRockit は、サーバー・サイドのアプリケーション用に設計されました。 JRockit の際立った特徴の 1 つはその適応能力です。 JVM の存続期間中、JRockit は使用されているガーベッジ・コレクターのタイプやヒープのサイズを変更する場合があります。

開始時の推奨事項

JRockit JVM の適応性を活用するために、以下に示す簡単な JVM の始動設定を推奨します。


   java -Xms384m -Xmx384m \
   -XverboseTimeStamp -verbose:gc \
   com.yantra.integration.adapter.IntegrationAdapter 
   
   java -Xms768m -Xmx768m \
   -XverboseTimeStamp -verbose:gc \ 
   weblogic.Server
注: JDK 1.7より前では、過剰な GC を回避するために gcInterval パラメーターが必要でした。

ヒープ設定

-Xms および -Xmx は、ヒープ・サイズの初期値と最大値を設定します。 これらの値を設定する時は、以下のガイドラインを念頭に置いてください。

  • 初期ヒープ・サイズ (-Xms) と最大ヒープ・サイズ (-Xmx) は同一の設定にしてください。こうしておけば、JVM が、ヒープをいつ拡張し、いつ縮小するかを決める必要がなくなります。 それに、こうすることで、JVM ではヒープ全体を拡張する必要があるのに、十分なスワップ・スペースがないという状態を防ぐこともできます。
  • デフォルトでは、 Sterling™ Order Management システム・ ソフトウェアはパフォーマンスのために参照データをキャッシュします。 データのセットアップによっては、ヒープ・サイズを増やす、またはキャッシュされるレコードの数を減らすことが必要になる場合があります。 キャッシング機能の詳細については、 パフォーマンス機能 - 参照データのキャッシングを参照してください。
  • ヒープの一部がページアウトされることがないように、必ず十分な物理メモリーをノードに割り当てるようにします。

ガーベッジ・コレクション統計

すべての JVM について、たとえ実動中であっても、それらのガーベッジ・コレクションの統計情報を継続的に収集することをお勧めします。 収集によるオーバーヘッドは、その利点に比べれば非常にわずかです。 統計情報によって以下の内容を判別できます。

  • JVM がメモリー・リークを引き起こしたか、あるいは引き起こそうとしている。
  • ガーベッジ・コレクションが効率的である。
  • ご使用の JVM ヒープ設定が最適である。
    
       
    

GC 統計を使用可能にするには、-verbosegc オプションを設定します。