HTML 圧縮

高遅延または低帯域幅のネットワークリンクを介して Sterling™ Order Management システムソフトウェアに接続しているユーザーがいる場合は、HTML 圧縮を考慮する必要があります。

HTML 圧縮は HTML ページのサイズを最大 85% まで削減できます。

現在、 Sterling Order Management System Software Console UI は、HTML 圧縮エンジンとして F5 Big-IP v9 を使用してテスト済みです。

Big-IP を使用するのであれば、HTTP プロファイル構成タブ内の以下の Big-IP 固有の構成要件に注意する必要があります。

  • response chunking パラメーターを rechunk に設定する必要があります。 デフォルトは preserveです。 その理由は、応答の送信時に Sterling Order Management System Software が HTTP ヘッダーにコンテンツの長さを設定しないためです。 デフォルト設定の preserve では、 Big-IP はコンテンツの長さが設定されていない HTML ページを圧縮しようとしません。 rechunk 設定では、Big-IP は受信した応答チャンクを圧縮します。 さらに重要なことに、Big-IP は HTML ページ全体が圧縮されるのを待たずに、圧縮されたチャンクを転送できます。
  • Big-IP では試行する圧縮処理の量を指定することができます。 設定はレベル 1 (処理速度を優先して最小の圧縮を試す) からレベル 9 (最大の圧縮を見つけようとする) までにわたります。 レベル 1 圧縮で最大 85% の圧縮が可能であったこと、またレベル 9 でのメリットはほとんどないことがわかりました。 結果として、レベル 1 圧縮でのテストをデフォルトとしました。
  • 圧縮バッファー・サイズをデフォルトの 4 KB ではなく 128K B に設定しました。 一般的な考えとして、コンテンツ・ヘッダーの長さを設定するために、バッファー・サイズは圧縮された応答全体を保管できる必要があります。 テストでは、4 KB と 128 KB で評価できる差が見られませんでした。 これは、応答チャンクを rechunk に既に設定していたために、Big-IP は圧縮応答でコンテンツの長さを設定する必要がなかったからかもしれません。 ただし、バッファー・サイズを少なくとも 128 KB に設定するようにというアドバイスを得ました。

Apache deflate module や Juniper DX application acceleration device を含め、使用可能な HTML 圧縮テクノロジーが他にもあることは認識しています。 今のところ、 F5 Big-IP v9 に対してのみテストを行ったことに留意してください。

また、圧縮は Application Console にのみ認定されていることにも留意してください。 Applications Manager と System Management Console は圧縮をサポートしません。 VT220 端末画面は小さいので、圧縮を必要としません。