DUMP メッセージ
ダンプ・エージェント・メッセージ。
JVMDUMP000E ダンプ・オプションを認識できません: -Xdump:%s
説明
-Xdump パラメーターで使用されているオプションが不明です。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
-Xdump:help を使用して、-Xdump オプションの正しい構文を検索してください。
JVMDUMP001E ダンプ・イベントを認識できません: ...%s
説明
-Xdump パラメーターで指定されているイベント名が不明です。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
-Xdump:events を使用して、サポートされているイベント名のセットを検索してください。
JVMDUMP002W トークンを認識できません: %%%1$c
説明
ダンプ・ラベルで、認識できないトークンが検出されました。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
-Xdump:tokens を使用して、サポートされているトークンのセットを検索してください。
JVMDUMP003E ダンプ・エージェントを認識できません: %s
説明
サポートされていないダンプ・タイプが要求されました。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
-Xdump:help を使用して、サポートされているダンプ・タイプのセットを検索してください。
JVMDUMP004E ファイル名がありません
説明
ダンプ・ファイル名が見つかりませんでした。
システムの処置
ダンプを書き込めません。
ユーザーの処置
ダンプに有効なファイル名を指定してください。
JVMDUMP005E 外部ツールがありません
説明
ツールの実行可能ファイルが見つかりませんでした。
システムの処置
ツールを実行できません。
ユーザーの処置
実行可能ファイルに有効なパスとファイル名を指定してください。
JVMDUMP006I ダンプ・イベント ¥"%1$s¥"、詳細 ¥"%3$.*2$s¥" を処理しています - お待ちください。
説明
ダンプ・イベントが発生しており、現在処理中です。
システムの処置
JVM はイベントを処理しようとします。
ユーザーの処置
応答は不要です。
JVMDUMP007I JVM は %1$s ダンプ ('%2$s' を使用する) を要求しています
説明
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプは、例外などのイベントによって起動されたか、JVMTI、JVMRI、-Xtrace:trigger または com.ibm.jvm.Dump Java API を使用して要求された可能性があります。
システムの処置
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプの完了時に 2 番目のメッセージが生成されます。
ユーザーの処置
ダンプを確認し、適切な処置を行ってください。
JVMDUMP009I %s ダンプは使用できません
説明
指定したダンプ・タイプは現在使用できません。
例えば、JVM トレースのスナップ・ダンプが要求されましたが、JVM トレースが有効になっていません。
システムの処置
JVM はダンプを書き込みません。
ユーザーの処置
これは情報メッセージです。
JVMDUMP010I %1$s ダンプは %2$s に書き込まれました
説明
ダンプは指定した場所に書き込まれました。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
Java ダンプ・ファイルの解釈方法については、診断情報を参照してください。
JVMDUMP011I %1$s ダンプはプロセス %2$d を作成しました
説明
ツールによってダンプ・プロセスが作成されました。
システムの処置
JVM は、ツールで作成されたダンプに指定された実行可能プロセスを実行します。パラメーターはすべてプロセスに渡されます。
ユーザーの処置
ダンプ・プロセスを作成するツールについては、該当する資料を参照してください。
JVMDUMP012E %1$s dump でのエラー: %2$s
説明
JVM は、ダンプ生成の試行時にエラーを検出しました。
システムの処置
JVM は続行しますが、ダンプが使用できない可能性があります。
ユーザーの処置
診断情報を参照するか、お近くの IBM® サービス担当員にお問い合わせください。
JVMDUMP013I ダンプ・イベント ¥"%1$s¥"、詳細 "%3$.*2$s" を処理しました。
説明
ダンプ・イベントが発生し、処理されました。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
ダンプ・ファイルの場所、または他の必要な処置については、JVM で表示される他のメッセージを参照してください。
JVMDUMP014E VM アクションを認識できません: ...%s
説明
指定したダンプ要求アクションが、JVM によって認識されませんでした。
システムの処置
JVM はヘルプ情報を生成してから終了します。
ユーザーの処置
-Xdump:request を使用して、要求が有効かどうかを確認してください。
JVMDUMP015I 異常終了: オープンまたは読み取りできません (%s)
説明
JVM は読み取りモードではダンプ・ファイルを開くことができません。
システムの処置
内部専用
ユーザーの処置
内部専用
JVMDUMP016I 異常終了: ファイルを作成できません (%s)
説明
JVM は新規ファイルを作成しようとして失敗しました。
システムの処置
内部専用
ユーザーの処置
内部専用
JVMDUMP017I 異常終了: ファイルを圧縮できません (%s)
説明
JVM がファイルを圧縮できません。
システムの処置
内部専用
ユーザーの処置
内部専用
JVMDUMP018W 要求されたイベントは使用できません: -Xdump:dynamic フラグを指定して実行してください
説明
サポートされていないイベント・タイプのダンプが要求されました。
システムの処置
内部専用
ユーザーの処置
内部専用
JVMDUMP019I JVM は %s ダンプを要求しています
説明
指定されたタイプのダンプ・ファイルが要求されました。
システムの処置
JVM は、指定されたタイプのダンプを生成しようとします。
ユーザーの処置
ダンプの完了を示すメッセージが表示されるまでお待ちください。
JVMDUMP020I %s ダンプが書き込まれました
説明
指定されたタイプのダンプ・ファイルが書き込まれました。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
ダンプ・ファイルの解釈方法については、Java の診断情報を参照してください。
JVMDUMP022W exclusive アクセス権が要求されなかった、または取得できなかったために、要求されたヒープ圧縮は実行されませんでした。
説明
ガーベッジ・コレクターは、gc スレッドにヒープへの exclusive アクセス権がなかったため、実行できませんでした。
システムの処置
ダンプ・ファイルは生成されません。
ユーザーの処置
exclusive アクセス権を要求するように -Xdump オプションを変更してください。有効なダンプ要求タイプについては、Java の診断情報を参照してください。
JVMDUMP023W exclusive アクセス権が要求されなかった、または取得できなかったために、要求されたヒープ準備は実行されませんでした。
説明
ダンプ・スレッドでは、ダンプの取得時にヒープが変更されないようにヒープをロックする必要があります。ロックの取得が試行されなかったか、ロックを取得できませんでした。
システムの処置
JVM は指定されたダンプを生成しません。
ユーザーの処置
exclusive アクセス権を要求するように -Xdump オプションを変更してください。有効なダンプ要求タイプについては、Java の診断情報を参照してください。
JVMDUMP024W 複数の heapdump が要求されましたが、ファイル label: には %%id がありません。ダンプによって上書きされます
説明
JVM は、%%id 挿入ポイントを固有の番号に置き換えます。しかし、%%id がないため、置き換えることができず、その結果、ファイル名が競合し、ファイルが上書きされる可能性があります。
システムの処置
JVM はユーザーに報告し、要求どおりにダンプを生成します。
ユーザーの処置
ファイルが上書きされないようにする場合は、%%id を含むファイル・ラベルを指定してください。
JVMDMP025I DSN='%s' RC=0x%08X RSN=0x%08X の IEATDUMP 障害
説明
IEATDUMP が要求されましたが、生成できませんでした。
システムの処置
JVM は、オペレーター・コンソールにメッセージを出力します。
ユーザーの処置
「診断ガイド」または「z/OS® V1R7.0 MVS™ Authorized Assembler Services Reference, 36.1.10 Return and Reason Codes」で、エラー・メッセージに示された応答コードを確認してください。
JVMDUMP026 IEATDUMP 名が最大許容長を超えています。デフォルト名が使用されます。
説明
z/OS で、ファイル・ラベルがファイル名の最大長を超えています。
システムの処置
ダンプ・ファイルは生成されません。
ユーザーの処置
z/OS でのダンプ生成については、Java の診断情報を参照してください。
JVMDUMP027W 別のコンポーネントが VM exclusive ロックを保持しているため、要求された heapdump は生成されませんでした。
説明
VM exclusive ロックは、使用可能な heapdump を生成するために保持する必要があります。VM exclusive ロックがユーザーによって要求されましたが、VM は適切な時間内にロックを取得できませんでした。この動作は、デッドロックのリスクを減らすためのものです。
システムの処置
VM は heapdump を生成しません。
ユーザーの処置
1 分間待つと VM exclusive ロックが解放されている可能性があります。その場合、heapdump の取得を再試行してください。
JVMDUMP028W システム・ダンプを取得する前に VM exclusive ロックを獲得できませんでした。
説明
VM exclusive ロックがユーザーによって要求されましたが、VM は、システム・ダンプを取得する前に、適切な時間内にロックを取得できませんでした。この動作は、デッドロックのリスクを減らすためのものです。
システムの処置
VM は、VM exclusive ロックを取得せずにシステム・ダンプを生成します。ダンプにより、VM データ構造とヒープに対して矛盾するビューが表示される可能性があります。
ユーザーの処置
1 分間待つと VM exclusive ロックが解放されている可能性があります。その場合、システム・ダンプの取得を再試行してください。
JVMDUMP029W VM exclusive ロックが要求されなかったため、システム・ダンプを取得する前の prepwalk または compact の要求は無視されます。
説明
ユーザーはシステム・ダンプを取得する前に prepwalk オプションまたは compact オプションを要求しましたが、VM exclusive ロックを要求しませんでした。これらのアクションには exclusive VM ロックが必要です。
システムの処置
システム・ダンプは prepwalk または compact を実行せずに取得されます。
ユーザーの処置
exclusive 要求オプションを含むように -Xdump:system パラメーターを変更してください。例えば、次のようにします。
-Xdump:system:events=user,request=exclusive+
compact+prepwalk
JVMDUMP030W ダンプをファイル %s に書き込めません: %s
説明
JVM は、指定されたファイルにダンプを書き込めませんでした。ファイル・システムへのアクセス権が不十分だった、あるいは、存在しないファイル・パスを指定したなどの複数の原因が考えられます。
システムの処置
JVM はデフォルトのファイル名を使用します。ファイルの名前と場所は、ダンプの書き込み時に生成されるメッセージに示されます。
ユーザーの処置
指定されたファイル・パスに関する問題を解決するか、file= オプションを指定してターゲットのダンプ・ファイルを変更してください。
JVMDUMP031W VM exclusive ロックが要求されなかったため、要求された heapdump は生成されませんでした。request=exclusive+prepwalk+compact を -Xdump:heap: コマンド行オプションに追加してください。
説明
heapdump ダンプ・エージェントが、exclusive VM ロックを要求せずに、-Xdump オプションまたは JVMTI を使用して構成されました。
システムの処置
VM exclusive ロックが作成されていない場合、ダンプが壊れる可能性があるため、JVM は heapdump を取得しません。
ユーザーの処置
request=exclusive オプションを含むように -Xdump:heap: オプションを変更してください。例えば、次のようにします。
-Xdump:heap:events=user,request=exclusive
JVMDUMP032I JVM は、イベントの応答として %1$s ダンプ ('%2$s' を使用する) を要求しました。
説明
JVM は、例外などのイベントが起動されたため、ダンプを書き込みます。
システムの処置
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプの完了時に 2 番目のメッセージが生成されます。
ユーザーの処置
ダンプを確認し、適切な処置を行ってください。
JVMDUMP033I JVM は、イベントの応答として %1$s ダンプを要求しました。
説明
JVM は、例外などのイベントが起動されたため、ダンプを書き込みます。
システムの処置
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプの完了時に 2 番目のメッセージが生成されます。
ユーザーの処置
ダンプを確認し、適切な処置を行ってください。
JVMDUMP034I ユーザーは、%3$s を介して %1$s ダンプ ('%2$s' を使用する) を要求しました。
説明
JVM は、JVMTI などの API、または -Xtrace:trigger オプションを介した要求の応答としてダンプを書き込みます。
システムの処置
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプの完了時に 2 番目のメッセージが生成されます。
ユーザーの処置
ダンプを確認し、適切な処置を行ってください。
JVMDUMP035I ユーザーは %2$s を介して %1$s ダンプを要求しました
説明
JVM は、JVMTI などの API、または -Xtrace:trigger オプションを介したユーザー要求の応答としてダンプを書き込みます。
システムの処置
JVM はダンプを書き込もうとしています。ダンプの完了時に 2 番目のメッセージが生成されます。
ユーザーの処置
ダンプを確認し、適切な処置を行ってください。
JVMDUMP036I -Xdump フィルターが無効であるか、欠落しています
説明
有効な -Xdump フィルターを指定する必要があります。
システムの処置
ダンプ・エージェントはロードされません。
ユーザーの処置
有効なフィルターを含むようにダンプ・オプションを変更してください。
JVMDUMP037E %1$s ダンプでエラーが発生しました: %2$s が失敗しました。エラー・コード: %3$d
説明
JVM ダンプ・エージェントでエラーが発生しました。エージェントで使用されたオペレーティング・システム呼び出しは失敗しました。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
前述の JVM メッセージを確認してください。JVMDUMP007I メッセージには、ツールで作成されたダンプに指定されたコマンド・ストリングが含まれています。そのコマンド・ストリングが正しいことを確認してください。
JVMDUMP038E ファイル %1$s へのトレースのためにスナップ・ダンプは作成されません
説明
トレース出力ファイルの使用中は、スナップ・ダンプは生成されません。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
メッセージに示されているトレース・ファイルを使用してください。
JVMDUMP039I %4$s でダンプ・イベント「%1$s」、 詳細「%3$.*2$s」を処理しています - お待ちください。(Processing dump event ¥"%1$s¥", detail ¥"%3$.*2$s¥" at %4$s - please wait.)
説明
ダンプ・イベントの処理中です。
システムの処置
JVM は、-Xdump オプションにより
イベント用に構成されたダンプを生成します。
ユーザーの処置
処置は不要です。
JVMDUMP040I %1$s ダンプは名前テンプレート %2$s を使用してデータ・セットに書き込まれます (%1$s dump written to dataset(s) using name template %2$s)
説明
このダンプは、メッセージに指定されている
データ・セット名テンプレートを使用して書き込まれます。
システムの処置
JVM は処理を続行します。
ユーザーの処置
ダンプ・データ・セットを見つけて、
適切なアクションを実行してください。
JVMDUMP041I -Xdump msg_filter の使用が正しくありません (Incorrect use of -Xdump msg_filter)
説明
サブオプション msg_filter は、イベント throw、systhrow、catch、および uncaught に対してのみ使用できます。
システムの処置
ダンプ・エージェントはロードされません。
ユーザーの処置
msg_filter サブオプションが使用可能なイベントに適用されるように、ダンプ・オプションを変更してください。
JVMDUMP042W Java スタックでの操作中に中止シグナルを受け取りました。 JVM ダンプ・エージェントを実行できませんでした。
説明
JVM 中止シグナル・ハンドラーが、Java スタックで実行されているスレッドで呼び出されました。
これ以上の問題発生を避けるため、JVM ダンプ・エージェントは実行されません。
システムの処置
JVM は終了します。中止シグナルがオペレーティング・システムに渡されます。
ユーザーの処置
特定の処置は不要です。
問題判別を支援するために生成された他のメッセージを探してください。
中止シグナルでのダンプの取得に関する情報については、オペレーティング・システムの資料を参照してください。
JVMDUMP043E %s はこのプラットフォームではサポートされていません
説明
指定されたオプションは、現行プラットフォームではサポートされていません。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
問題のオプションを削除して、再試行してください。
JVMDUMP044E %s の値は無効であるか、または有効であっても予約されています
説明
このオプションの値は、許可されている範囲にないか、または他の目的に予約されています。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
このオプションに対して別の値を選択し、再試行してください。
JVMDUMP045E ダンプ・オプションの数は、デフォルトで設定されるオプションも含めて %d 個未満でなければなりません。
説明
-Xdump: オプションの数が VM の制限を超えています。
システムの処置
JVM は終了します。
ユーザーの処置
「+」記号を使用してダンプ・タイプ、イベント・タイプ、およびフィルターを 1 つのオプションに結合して、再試行してください。