rmai - アプリケーション・インスタンスの削除
目的
AI (アプリケーション・インスタンス) オブジェクトを TSLM データベースから削除します。 あるオブジェクトに既存の参照が存在する場合、データベースの整合性を維持するため、TSLM がその参照の削除を防ぎます。削除操作は トランザクションとして行われます。これは、指定されるすべての AI オブジェクトが削除されるか、削除時に エラーが発生した場合はオブジェクトがまったく削除されないかのいずれであることを表します。
構文
rmai application_instance_name [...] -app application_name [-v | -help, -? |
-regex pattern | -match c | -order c | -number c] パラメーター
- application_instance_name [...]
- 削除するアプリケーション・インスタンスを指定します。複数のアプリケーション名は、それぞれの間にブランク文字を入れて区切る必要があります。
- -app application_name
- すべてのアプリケーション・インスタンスの削除が必要となるアプリケーション名を
指定します。削除が必要なアプリケーション・インスタンスの名前を記述する
正規表現を指定します。注意:アプリケーション・インスタンスを誤って削除しないように してください。
- -regex pattern
- 削除が必要なアプリケーション・インスタンスの名前を記述する
正規表現を指定します。注: 適切なシェル・プロセスを確実に行うためには、引用符が必須です。
- -help, -?
- ヘルプ・ページを表示します。
- -match c
- IEEE 1244 に準拠する match 節を定義します。
- -order c
- IEEE 1244 に準拠する order 節を定義します。
- -number c
- IEEE 1244 に準拠する number 節を定義します。
結果
一般的なエラー・コード以外に、次のコマンド特有のエラー・コードが返されます。
- EMM1610E - 既存の参照が原因でアプリケーション・インスタンスを 削除できなかった場合。
- EMM1604E – name、regex または match のオプションで指定された アプリケーション・インスタンスが検出できなかった場合。
制限
削除の意味: AI オブジェクトの削除は、 対応するすべての SESSION オブジェクトおよび TASK オブジェクトが削除されるまで 行えません。
ユーザーの注
アプリケーション・インスタンスの名前は、 すべてのアプリケーションに対して固有でなければなりません。これは、名前は同じであるが 異なるアプリケーション名属性が指定されたアプリケーション・インスタンスが複数存在する可能性を 表します。複数のインスタンスを削除しないようにするには、 -app オプションを指定する必要があります。
例
rmai TSM@arthur.mytivoli.globeco.com rmai -regex "TSM@[a-z¥.].*"