Oracle 表スペースの設定値

IBM® InfoSphere® Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース内に、以下に挙げる表スペースを作成する必要があります。

データを保管、検索、および処理するために DB2® を準備するには、表スペースを作成する必要があります。InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition 内の表はサイズが大きいので、 表スペースを作成するときに 16 KB のページ・サイズを使用する必要があります。

必要な表スペース

デフォルトの開発環境には、USERSINDXBLOB_TBL_DATATEMP_USER、および TEMP_SYSTEM 表スペースのみが必要です。 表スペースの ITA_DATAITA_IXITD_DATAITD_IXITM_DATAITM_IXLCK_DATA、および LCK_IX は、 InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition の実動インスタンスに必要です。 これらの表スペースを使用するには、セクション『スキーマ作成スクリプトの実行』に記載された表スペース・マッピング・ファイルを使用してください。

表 1. 必要な表スペース
表スペース 定義 推奨サイズ
ICM_DATA

この表スペースは、TCTG_ICM_ITEM_CATEGORY_MAP テーブル・データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ICM_IX

この表スペースは、TCTG_ICM_ITEM_CATEGORY_MAP 索引データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITM_DATA

この表スペースは、TCTG_ITM_ITEM テーブル・データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITM_IX

この表スペースは、TCTG_ITM_ITEM 索引データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITD_DATA

この表スペースは、TCTG_ITD_ITEM_DETAIL テーブル・データを保管するために使用されます。

5 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITD_IX

この表スペースは、TCTG_ITD_ITEM_DETAIL 索引データを保管するために使用されます。

5 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITA_DATA

この表スペースは、TCTG_ITA_ITEM_ATTRIBUTES テーブル・データを保管するために使用されます。

10 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

ITA_IX

この表スペースは、TCTG_ITA_ITEM_ATTRIBUTES 索引データを保管するために使用されます。

10 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

LCK_DATA

この表スペースは、TUTL_LCK_LOCK テーブル・データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

LCK_IX

この表スペースは、TUTL_LCK_LOCK 索引データを保管するために使用されます。

1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。

SYSTEM

これは、Oracle データベース中に自動的に作成されるデフォルト表スペースです。 システム表スペースは、システム・ユーザーが作成したデータ・ディクショナリーやオブジェクトを保管するために使用されます。これは永続表スペースです。

system 表スペース用に 300 MB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

USERS

この表スペースは、ラージ・オブジェクト (LOB) の保管に使用されるテーブルを除くすべての InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース・テーブルを保管するために使用されます。これは永続的なローカル管理の表スペースです。

users 表スペース用に 15 GB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

INDX

この表スペースは、すべての InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース索引を保管するために使用されます。 これは永続的なローカル管理の表スペースです。

indx 表スペース用に 30 GB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

BLOB_TBL_DATA

この表スペースは、カタログやイメージなどのラージ・オブジェクトを収容する InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース表を保管するために使用されます。これは永続的なローカル管理の表スペースです。

blob_tbl_data 表スペース用に 1 GB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

XML_DATA この表スペースは、XML 文書を含む InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース表を保管するために使用されます。 これは永続的なローカル管理の表スペースです。 XML_DATA 表スペース用に 1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。
XML_INDEX この表スペースは、XML 文書に関する InfoSphere Master Data Management Collaboration Server - Collaborative Edition データベース索引を保管するために使用されます。 これは永続的なローカル管理の表スペースです。 XML_INDEX 表スペース用に 1 GB 以上のスペース (自動サイズ変更される)。
UNDOTBS1

これは取り消し表スペースです。

undotbs1 表スペース用に 15 GB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

TEMP

この表スペースは、ソートやグループ化などのデータベース操作に対してオブジェクトを一時的に保管する目的で使用されます。 これは一時表スペースです。

一時表スペース用に 6 GB 以上のサイズ (自動サイズ変更される)。

Oracle 表スペース情報

表 2. Oracle 表スペース情報
表スペース 最小サイズ 推奨されるストレージ・パラメーター
SYSTEM 400 MB デフォルト
USERS 5 GB

EXTENT MANAGEMENT

LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO

INDX 20 GB

EXTENT MANAGEMENT

LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO

BLOB_TBL_DATA 1 GB

EXTENT MANAGEMENT LOCAL

LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO

XML_DATA 1 GB

EXTENT MANAGEMENT LOCAL

LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO

XML_INDEX 1 GB

EXTENT MANAGEMENT LOCAL

LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO

UNDOTBS1 10 GB

UNDO TABLE SPACE

LEAVE DEFAULT VALUES

TEMP 5 GB

TEMPORARY TABLE SPACE

LEAVE DEFAULT VALUES

Oracle 表スペースを作成するサンプル・ステートメント

datafile パスを、<database_folder> からファイル・システム内の適切なパスに変更する必要があります。maxsize パラメーターを、設定された限度に変更することもできます。
注: 1 ギガバイトのスペースは、約 300 万レコードを保持するのに十分です。必ず、容量に応じてスペース要件を確認してください。
CREATE TABLESPACE "USERS"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/users1.dbf' SIZE 1G REUSE
  AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "INDX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/indx1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "BLOB_TBL_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/blob1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ICM_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/icm_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ICM_IX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/icm_ix1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "XML_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/xml_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "XML_INDEX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/xml_index1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "XML_LARGE_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/xml_lrgdata1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITM_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/itm_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITM_IX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/itm_ix1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITD_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/itd_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITD_IX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/itd_ix1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITA_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/ita_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "ITA_IX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/ita_ix1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "LCK_DATA"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/lck_data1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;

CREATE TABLESPACE "LCK_IX"
	LOGGING
	DATAFILE '<database_folder>/lck_ix1.dbf' SIZE 1G REUSE
	AUTOEXTEND ON NEXT 1G MAXSIZE UNLIMITED;


最終更新: 2018 年 3 月 28 日