Atom フィード実装クラスの作成
Atom フィード実装クラスには、Atom HTTP 要求への応答でアクションを実行するコードが含まれます。
手順
Atom フィード実装クラスを作成するには、以下のステップを実行します。
- 選択した Java™ 開発ツール環境を開きます。
- 任意の名前で、新規 Java プロジェクトを作成します。
- ServiceRegistryClient.jar をプロジェクト・ビルド・パスに追加します。 ServiceRegistryClient.jar は <WSRR_HOME> ディレクトリーにあります。これは、WSRR ファイルをインストールしたディレクトリーです。
- abdera-0.4.0-incubating.jar をプロジェクト・ビルド・パスに追加します。abdera-0.4.0-incubating.jar は <WSRR_HOME> ディレクトリーにあります。
- ServiceRegistryFeedAdapter クラスを拡張する Java クラスを作成します。
- Atom フィード実装クラスが実行するアクションに応じて、1 つ以上のメソッドをオーバーライドします。使用可能なメソッドは、以下のとおりです。
メソッド 説明 deleteEntry コレクションからエントリーを削除します。 deleteMedia コレクションからメディア・リソースを削除します。 destroy フィードがサービス休止状態になると、destroy メソッドが呼び出されます。 WSRR アプリケーションが停止しているか、フィードの構成が変更された場合に、これが発生する可能性があります。 構成変更により発生した場合、フィード・コンテナー内で実行中のすべてのフィードはサービス休止状態となり、最新の構成データを反映する新規インスタンスで置き換えられます。 extensionRequest 当該表内で他のメソッドにより対象とされていない要求が、extensionRequest メソッドに渡されます。 getCategories Atom カテゴリー文書を返します。 getEntry コレクションからエントリーを返します。 getFeed コレクションの Atom フィード文書を返します。 getMedia メディア・リソースを返します。 getWorkspaces フィードがサービス文書に寄与するワークスペースのリストを返します。 headEntry コレクション内のエントリーのメタデータを返します。 headMedia メディア・リソースのメタデータを返します。 init フィードが作成された直後、かつフィードがサービス可能状態になる前に、init メソッドが呼び出されます。 FeedConfig オブジェクトが init メソッドに渡されます。フィードが、その存続期間中の任意の時点で FeedConfig オブジェクト内に含まれる情報を利用する場合、オブジェクトへの参照を保管しておく必要があります。 optionsEntry コレクション内のエントリーのオプションを返します。 optionsMedia メディア・リソースのオプションを返します。 postEntry 新規エントリーをコレクションに追加します。 putEntry 既存のエントリーを更新します。 postMedia 新規メディア・リソースをコレクションに追加します。これにより、新規メディア・リンク・エントリーが作成されます。 putMedia メディア・リソースを更新します。 - プロジェクトを JAR ファイルにエクスポートします。プロジェクトには、複数の Atom フィード実装クラスを含めることができます。
- JAR ファイルを WSRR にロードします。『Atom アプリケーション JAR ファイルのロード』を参照してください。
- 必要に応じて、WSRR_ENDPOINT_URL_PREFIX 環境変数を変更します。WSRR_ENDPOINT_URL_PREFIX WebSphere® Application Server 環境変数は、WSRR デプロイメント・プロセスで作成されます。これは、WSRR がセキュアであるか否かによって、「http://hostname:port」または「https://hostname:port」に設定されます。クラスターの場合、クラスター有効範囲で、任意のクラスター・メンバーを指すように定義されています。Web サーバーのフロントエンドまたは IP スプレイヤーを使用している場合は、それに応じて WSRR_ENDPOINT_URL_PREFIX の値を更新する必要があります。
- オプション: 必要に応じて、WSRR_ENDPOINT_URL_ABSOLUTE 環境変数を変更します。WSRR_ENDPOINT_URL_ABSOLUTE WebSphere Application Server 環境変数は、WSRR デプロイメント・プロセスで作成されます。 注: WSRR バージョン 8.0 以降、Atom フィードで返される URI は、デフォルトでは、絶対 URI を使用するのではなく、相対 URI になりました。絶対 URI の使用に戻すには、WSRR_ENDPOINT_URL_ABSOLUTE プロパティーを true に設定します。
例
Atom フィード実装クラスの作成についてさらに詳しくは、以下のサブトピックを参照してください。
- コンテキスト・パラメーターへのアクセス
Atom フィード実装クラスから、Atom プラグイン・フレームワーク構成ファイルで定義されているコンテキスト・パラメーターの値にアクセスできます。 - 初期化パラメーターへのアクセス
Atom フィード実装クラスから、Atom プラグイン・フレームワーク構成ファイルで定義されている初期化パラメーターの値にアクセスできます。 - regex フィールド値へのアクセス
Atom フィード実装クラスから、Atom プラグイン・フレームワーク構成ファイルで定義されている regex フィールドの値にアクセスできます。 - ターゲット・テンプレートの使用
Atom フィード実装クラスで、Atom プラグイン・フレームワーク構成ファイルに定義されているターゲット・テンプレートを使用できます。 - FeedConfig インターフェース
フィード実装クラスで FeedConfig インターフェースを使用して、FeedContext オブジェクトおよび当該フィードの初期化パラメーターにアクセスできます。 - FeedContext インターフェース
フィード実装クラスで FeedContext インターフェースを使用して、フィード・アプリケーションのコンテキスト・パラメーターにアクセスしたり、フィード・アプリケーション・クラス間で属性を共有することができます。 - Atom フィード応答のフォーマット設定
デフォルトでは、Atom フィード応答の XML コンテンツはフォーマット設定されません。 ただし、改行およびインデントを自動的に挿入するように Atom プラグイン・フレームワークを構成できます。
親トピック: Atom プラグイン・フレームワーク