読み取り専用状態を表示および設定するコマンド

WSRR V8.5.6 にアップグレードする場合、あるいは別の WSRR V8.5.0、V8.5.5、または V8.5.6 システムからデータをマイグレーションまたは変換する場合は、ターゲット WSRR を読み取り専用状態に設定する必要があります。

アップグレード・コマンドを以下のアクションで使用し、 現在設定されている状態の照会、および読み取り専用状態の設定または設定解除を行います。
isReadOnlySet
指定した WSRR インスタンスの内容が現在読み取り専用状態であるかどうかを調べます。
setReadOnly
指定した WSRR インスタンスを読み取り専用状態に設定します。
unsetReadOnly
指定した WSRR インスタンスの読み取り専用状態を解除します。
アップグレード・コマンドに渡すプロパティー・ファイルに、アクションが適用される WSRR インスタンスを指定します。プロパティー・ファイルには、以下のプロパティーが含まれている必要があります。
パラメーター 説明
connType WebSphere® Application Server への接続に使用される手段。このパラメーターに指定する値は、以下のいずれかにする必要があります。
  • SOAP
  • RMI
このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は「SOAP」です。
hostname

WSRR V8.5.6 がデプロイされているシステムのホスト名。

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は「localhost」です。

port

WSRR V8.5.6 がデプロイされている WebSphere Application Server 用の SOAP コネクター・ポートの番号。

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は以下のいずれかです。
  • "8880" if conntype = "SOAP"
  • "2809" if conntype = "RMI"
secure WebSphere Application Server でセキュリティーを有効にするかどうかを指定します。このパラメーターに指定する値は、以下のいずれかにする必要があります。
  • true
  • false
このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は「false」です。
wasUser

WebSphere Application Server 管理ユーザー。

secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。

wasPassword

WebSphere Application Server 管理パスワード。secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。

このパラメーターは、コマンド行に -wasPassword mypassword という形式で指定することもできます。

trustStorePath トラストストアのロケーション。

絶対パスを指定しない場合は、WSRR_INSTALL_ROOT/upgrade ディレクトリーを起点とした相対パスが想定されます。

secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。
trustStorePassword

トラストストアのパスワード。

secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。このパラメーターは、コマンド行に trustStorePassword mypassword という形式で指定することもできます。

keyStorePath 鍵ストアのロケーション。

絶対パスを指定しない場合は、WSRR_INSTALL_ROOT/upgrade ディレクトリーを起点とした相対パスが想定されます。

secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。
keyStorePassword

鍵ストアのパスワード。

secure パラメーターの値が true に設定されている場合、このパラメーターは必須です。このパラメーターは、コマンド行に -keyStorePassword mypassword という形式で指定することもできます。

以下の Windows コマンドは、RO.properties というプロパティー・ファイルに指定された WSRR インスタンスの読み取り専用状況を検査します。
upgrade.bat -p RO.properties isReadOnlySet
以下の UNIX コマンドは、RO.properties というプロパティー・ファイルに指定された WSRR インスタンスを読み取り専用状態に設定します。
./upgrade.sh -p RO.properties setReadOnly