String (Standard - JavaScript)
ストリングを表します。
定義場所
Standard (JavaScript)使用法
ストリングは次のようにして形成できます。- リテラルストリング。二重引用符か単一引用符で文字を囲むことによって形成します。
- 値がストリングプリミティブになっている変数。ストリングリテラル、別のストリング変数、ストリング式を割り当てることによって形成します。
- String 型のオブジェクト。新規の String オブジェクトを作成するか、String オブジェクトを割り当てることによって形成します。
サーバーサイド JavaScript により、ストリングプリミティブとリテラルで String メソッドを利用できます。ストリングプリミティブまたはリテラルの後に、ピリオドと String メソッドの名前を続けることができます。インタープリタは、そのプリミティブまたはリテラルを一時オブジェクトにラップします。
ストリングオブジェクトは単一ストリングとして評価されるのに対し、ストリングプリミティブまたはリテラルは構文解析されます。例えば、"2 + 2" は単なるオブジェクトですが、数字の 4 はプリミティブまたはリテラルとして処理されます。
索引は、ストリング内での文字の位置を意味します。先頭の索引は 0 です。最後の索引は、ストリングの文字数から 1 を減算した値です。
例
(1) 次のコードでは、3 つの印刷ステートメントすべてが PARIS MOSCOW TOKYO となります。 プリミティブとリテラルでは、String メソッドを使用できます。function p(stuff) {
print("<<<" + stuff + ">>>");
}
var cities : String;
var cities2 : string;
try {
cities = new String("Paris Moscow Tokyo"); // String object
cities2 = "Paris Moscow Tokyo"; // string primitive
p(cities.toUpperCase());
p(cities2.toUpperCase()); // string primitive can use String methods
p('Paris Moscow Tokyo'.toUpperCase()); // string literal can use String methods
} catch(e) {
p("Error = " + e);
}
(2) この例では、ストリングリテラル (またはプリミティブ) の評価と String オブジェクトの評価の違いを示します。
requestScope.y = eval("2 + 2"); // 4
requestScope.x = eval(new String("2 + 2")) // 2 + 2