Lotus Expeditor Client for Desktop and Devices、バージョン 6.2
オペレーティング・システム: Linux on x86、Symbian、Windows


プラットフォーム・ランチャーの構成

ユーザーが Lotus® Expeditor Client を起動するときに使用する追加引数を構成できます。 例えば、クライアントを起動するとコンソールが表示されるように指定できます。

構成するオプションは以下のとおりです。

–application
一時的に rcpinstall.properties ファイルのアプリケーション・プロパティーを指定変更します。
–config
コマンド・オプションを rcplauncher.properties ファイルに指定して、コマンドの長さに関するオペレーティング・システムの制限を回避できるようにします。詳しくは、rcplauncher.properties ファイルの更新を参照してください。

ランチャー出力は、ログ・ディレクトリー内の rcplauncher.log という名前のファイルに書き込まれます。 通常の起動の場合、それには出力が含まれません。 -debug オプションを使用する場合、またはプラットフォームの起動中にランチャーに致命的エラーが生じた場合には、それには情報が含まれます。 ログが作成される前に致命的エラーが生じた場合、出力は Linux® 上では /tmp/rcplauncher.log に書き込まれ、Windows® 上では %TEMP%/rcplauncher.log に書き込まれます。

VM、Eclipse、または OSGi を基にした引数は、以下のもの以外はパススルーされます。
  • -console または -consoleLog オプションのいずれかを指定すると、rcpinstall.properties ファイルで指定されている javaw.exe/expeditorw.exe は、launcher.exe によって java.exe/expeditor.exe に変換されます。
  • -configuration: このオプションはストリップされます。 configuration の場所は常に workspace_location/.config として計算されます。

Eclipse によって定義されるランタイム・オプションの全リストについては、Rational® Software Development Platform と共にインストールされる「Platform Plug-in Developer's Guide」、および http://help.eclipse.org/help32/index.jsp を参照してください。

プラットフォーム・ランチャーを、追加のオプションを使用できるように構成するには、実行可能ファイルのパスにそのオプションを追加する必要があります。実行可能ファイルにオプションを追加するには、デスクトップ・アイコンからショートカットを変更します。 さらに、オプションをプロパティーとして rcplauncher.properties に追加できます。 詳しくは、rcplauncher.properties ファイルの更新を参照してください。

–console
OSGi コンソールを表示できるようにします。logredirector.level=INFO を rcpinstall.properties ファイルに追加すると、最大限の情報をログに記録できます。これらの 2 つのオプションは、問題をデバッグする必要がある場合に一緒に使用するとうまく動作します。
注: Linux の場合、ショートカット・プロパティーでアプリケーション・タイプも「アプリケーション端末 (Application Terminal)」に変更する必要があります。
–data
ワークスペース位置 (osgi.instance.area プロパティー) を一時的に指定変更します。 ワークスペースのデフォルトの計算は、rcplancher.properties 内の rcp.data プロパティーによって指定されます。 構成エリアは、この値に基づいて計算されます。 -configuration オプションは、無視されます。
注: デフォルトのワークスペースが使用不可またはアクセス不能の場合、以下のコマンドを使用して、IBM® Lotus Expeditor を開始するときにワークスペースを指定します。

rcplauncher.exe -data workspace

ここで、workspace は目的のワークスペース位置へのパスです。
–debug
コア・ランチャー・コンポーネントに関する追加のデバッグ情報が自動的にログに記録されるようにします。通常は、ランチャーに --launcher.supressErrors 引数が追加されます。これには、Java™ マシンが想定外に戻る場合に、Eclipse によって表示されるダイアログを抑制する効果があります。このダイアログをデバッグ・セッションの際に表示したければ、launch 引数に -debug を追加すれば使用可能になります。
–dir
BIDI の方向を指定変更します。正しい値は、rtl および ltr です。
注: 設定を指定変更して rtl を指定することは、Linux ではサポートされません。
–nl
使用されるロケールを指定変更します。ローカライズされた内容を提供するために、適切なロケールのフィーチャーをインストールしておく必要があります。 詳しくは、追加言語コンテンツのインストールを参照してください。
注: 設定を指定変更してヘブライ語またはアラビア語をロケールに指定することは、Linux ではサポートされません。
–personality
対象となるアプリケーションに応じてルック・アンド・フィールをカスタマイズします。 これは、rcpinstall.properties で指定される値をオーバーライドするために使用できます。
–product
他の手段によって指定される製品フィーチャーを指定変更します。
–version
rcplauncher のバージョンを一時ログにプリントして終了します。 例: rcplauncher.exe -version
–vm
外部仮想マシン (VM) を指定変更します。この VM に必要な vmargs をすべて渡す必要もあります。 このオプションで指し示された VM は、事後に切り替えられた場合、問題を起こす可能性があります。 IBM は、製品と共にパッケージ化された VM も、IBM Java 6 および Sun Java 6 も、サポートします。
–vmargs
追加の vmargs が、 Java 仕様を実装する VM へ渡されることを許可します。 値の検査は実行されません。 これはオーバーライドではなく、厳密には rcpinstall.properties ファイルで指定された vmargs への追加です。

Dcommand

デーモンの使用方法については、『com.ibm.rcp.core.daemon パッケージ』を参照してください。

com.ibm.rcp.core.daemon クラスは、com.ibm.rcp.core.daemon.command 拡張を使用するアプリケーション開発者によってインプリメントされるインターフェースを定義します。 詳しくは、「Lotus Expeditor 用のアプリケーション開発」の『com.ibm.rcp.core.daemon 拡張ポイント』を参照してください。

デスクトップ・コマンドからプラグインへコマンドを転送する必要がある場合に、この拡張ポイントを使用できます。これを行うには、以下のステップに従ってください。
  1. コマンドをオプションとして起動コマンドに追加します。
  2. 起動コマンドを実行します。デーモンは、プラットフォームを起動するのではなく、完全な起動コマンドをプラットフォームに転送します。
  3. 拡張を登録したプラグインは、RcpDCommand.execute() メソッドを呼び出します。
  4. 実行メソッドを呼び出して、コマンド行引数をデコードし、何らかの方法でそれらを実行します。
コマンドを受け取るプラグインは以下のようである必要があります。 コマンドをアクティブ化するには、rcplauncher.exe -my.plugin#extId.my_command でプラットフォームを起動します。 プラットフォームが実行している場合、コマンドはプラグインに転送されます。
プラットフォームが実行していない場合、コマンドは無視され、プラットフォームが開始されます。 プラットフォームに送信されるコマンド・ストリームを暗号化する必要がある場合、以下のプロパティーを rcpinstall.properties ファイルに追加する必要があります。
-Ddaemonconnect.provider=
			com.ibm.rcp.core.internal.connect.encrypt.EncryptedDaemonConnect 

プラットフォームが実行している間、デーモン・スレッドはコマンドを listen します。 それは、拡張ポイントを使用して登録したコマンド ID パターンに対して各パラメーターを調べます。 詳細については、『com.ibm.rcp.core.daemon パッケージ』を参照してください。

デーモン・スレッドはコマンド ID の以下のパターンを認識します。
-plugin-id#[extension-id.]command-id
ここで、オプション [extension-id] エレメントの必要性は、コマンドが登録されたときに拡張 ID がプラグイン・マニフェストで指定されたかどうかによって決まります。
: plugin.xml に拡張ポイントを登録します。
<extension [id="foo"] point="com.ibm.rcp.core.daemon.command">
    <command id="mycmd" class="org.example.MyCommandClass"/>
</extension>
ここで、拡張 ID はオプションです。 拡張 ID ("foo") が指定されている場合、RcpD はフォームが一致する受信パラメーターを調べます。
-my.plugin#foo.mycmd
拡張 ID がマニフェストで指定されなかった場合、RcpD は以下を探します。
-my.plugin#mycmd
パラメーター・リスト全体が各コマンドに送信されるので、各コマンドは任意の数の引数を持つことが可能です。
-my.plugin#mycmd arg1 arg2 arg3...
: 内容に関わらず、すべてのコマンド行通知を登録することも可能です。以下のとおりです。
<extension [id="foo"] point="com.ibm.rcp.core.daemon.command">
    <command id="mycmd" class="org.example.MyCommandClass" matchAll="true"/>
</extension>
すべてのコマンドを受け取るようにハンドラーを登録する場合は、個々のコマンドを受け取るようには登録しないでください。
: アプリケーションの plugin.xml:
<plugin>
   <extension
         point="com.ibm.rcp.core.daemon.command">
      <command
            class="com.jdmiles.command.MyCommandClass"
            id="my_command"
            matchAll="true"/>
   </extension>
</plugin>
関連タスク
rcplauncher.properties ファイルの更新
関連情報
クライアント・ファイル・レイアウトの理解
プラットフォームのブランディングおよびテーマの指定


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最終更新日: 2008 年 10 月 21 日
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