VNC クライアントまたは Web VNC リンクを使用して Rational® solution for Collaborative
Lifecycle Management を実行する前に SSH トンネリング・セッションをセットアップします。
始める前に
- SSH トンネリング・セッションをセットアップおよび実行するための、PuTTY などの SSH クライアント。これをローカル・システムにインストールします。
- デプロイ済みインスタンスのホスト名。CLM パターンのデプロイ後のインスタンス情報の表示を参照してください。
このタスクについて
SSH クライアント・ツールを使用して、SSH トンネリング・セッションをセットアップして実行します。
手順
- SSH クライアント・ツールを開きます。 以下の手順では、サンプル・ツールとして PuTTY を使用します。
- 「セッション」セクションで、デプロイ済みインスタンスのホスト名を入力します。
- 接続タイプとして「SSH」を選択します。
- と進みます。
- 「ソース・ポート (Source Port)」に、VNC ユーザーのセッションのポートを入力します。 ユーザー virtuser にはポート 5902 を使用します。
- 「宛先」に、localhost:5902 と入力します。
- 「追加」をクリックします。
- オプション: Web を介してデプロイ済みインスタンスにアクセスする場合は、
にアクセスして、localhost:5802 を使用する
virtuser 用の別のエントリーを追加します。
- オプション: 「セッション」をクリックし、セッションの名前を入力して、次に、「保存」をクリックします。 セッションを保存しておくと、今後、情報を再度入力しなくてもセッションをロードすることができます。
- で、「オープン」をクリックします。
- プロンプトが出されたら、インスタンスのデプロイ時に指定したオペレーティング・システムのユーザーとパスワードを入力します。 接続が成功すると、コマンド・プロンプトが表示されます。
セッションが開始されました。VNC を使用してリモート・デスクトップにアクセスするため、セッションは開いたままにします。
ウィンドウを閉じたり、ログアウトしたりすると、SSH トンネリング・セッションは終了し、VNC セッションも同様に閉じられます。
タスクの結果
これで、VNC セッションを開いてデスクトップにアクセスする準備ができました。
VNC クライアントを使用したり、Web ブラウザーを使用して
PureApplication® System でアプリケーション・インスタンスを表示し、そこにあるリンクからアプリケーションにアクセスしたりすることができます。
次のタスク
Rational enable root
VNC スクリプト・パッケージをセットアップしてデプロイすると、root ユーザーのアクセスも可能に設定できます。
root ユーザーにはポート 5901 を使用する必要があります。
デプロイ済みのインスタンス内の VNC コンソールに Web を使用してアクセスする場合、ポート 5901 を使用する root の別のエントリーを追加します。