スクリプト・ファイルのコンパイル (Linux または UNIX)

スクリプト・ファイルは、作成後、バッチ・ファイルを作成するためにコンパイルされていることが必要です。

このタスクについて

このステップはコマンド構文を検証しますが、コマンド呼び出しで識別された特定の名前 (データ・ストア名、サブスクリプション名など) は検証しません。スクリプト・ファイルに connectServer - Access Server への接続が含まれている場合は、コンパイルでさらに、バッチ・ファイル内の Management Console ユーザー・パスワードが暗号化されます。 これにより、パスワードが他のユーザーから見られるのを防ぎます。 バッチ・ファイルの実行時、connectServer - Access Server への接続が呼び出される前に、暗号化されたパスワードが内部で暗号化解除されます。

コンパイルするスクリプト・ファイルに execute - バッチ・ファイルの実行コマンドが含まれている場合は、execute - バッチ・ファイルの実行コマンド内で識別された各スクリプト・ファイルを個々に (順不同で) コンパイルする必要があります。 execute - バッチ・ファイルの実行コマンドを含むスクリプト・ファイルをコンパイルしても、ネストされたスクリプト・ファイルは自動的にコンパイルされません。

スクリプト・ファイルをコンパイルした後、実行する予定の生成済みバッチ・ファイルを変更しないでください。コンパイル後にバッチ・ファイルを編集すると、このファイルを実行することができなくなります。

注: スクリプト・ファイルは、対話式コマンド環境の外でコンパイルされる必要があります。

Access Server がインストールされたワークステーションで実行中のオペレーティング・システムに基づいて、以下の手順を実行してください。

手順

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
  2. 現行ディレクトリーを Access Server がインストールされたロケーションに変更します。
  3. 次のコマンドを実行します。
    bin/online -c <scriptfile> <outputfile>

    <scriptfile> はコンパイルするスクリプト・ファイルの絶対パス名、<outputfile> はスクリプト・ファイルのコンパイルの結果として作成される出力ファイルの絶対パス名です。

例:

bin/online -c script1 script1c