IBM Predictive Maintenance and Quality

バージョン 2.5.0

クイック・スタート・ガイド

本書は、IBM Predictive Maintenance and Quality の使用を開始するためのガイドです。

製品の概要

IBM Predictive Maintenance and Quality は、複数のソースのデータを使用して、情報に基づく運用、保守、修理、またはコンポーネント交換に関する意思決定を行うために必要な情報をユーザーに提供します。

ステップ 1: ソフトウェアおよび文書の入手

このソフトウェアは、ユニバーサル・シリアル・バス (USB) ハード・ディスク・ドライブで提供されています。サーバー、サーバー成果物、およびクライアント・コンポーネントのインストーラーは、同じ USB ハード・ディスク・ドライブにあります。

IBM Predictive Maintenance and Quality は、IBM パスポート・アドバンテージからもダウンロードできます。ダウンロードする場合は、ダウンロード資料 (www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24039284) の指示に従ってください。

資料を入手するには、IBM Knowledge Center (www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSTNNL_2.5.0) にアクセスしてください。

ステップ 2: ハードウェア構成およびシステム構成の評価

IBM Predictive Maintenance and Quality サーバー・コンポーネントは、Red Hat Enterprise Linux Server 6.5 (x86_64) オペレーティング・システム (64 ビット版) が実行されているコンピューターにインストールする必要があります。

サーバー・コンピューターには追加のソフトウェアが必要です。要件に関する情報は、IBM Knowledge Center (www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSTNNL_2.5.0) で確認できます。サーバーが要件を満たしているかどうかは、Launchpad アプリケーションから確認することができます。

実稼働環境では、IBM Predictive Maintenance and Quality ソリューションは 5 つのノードに分割されており、それぞれのノードがこのソリューションの特定の機能を提供します。それぞれのノードは、他のノードとは別のコンピューターまたは別の仮想マシン・イメージにインストールする必要があります。

デモンストレーション環境では、IBM Predictive Maintenance and Quality を単一サーバー上にインストールできます。

Predictive Maintenance and Quality クライアント・コンポーネントは、64 ビット版 Microsoft Windows 7 オペレーティング・システムが実行されているコンピューターにインストールする必要があります。

ステップ 3: IBM Predictive Maintenance and Quality サーバー・コンポーネントのインストール

IBM Predictive Maintenance and Quality サーバー・デプロイメント・ウィザードを使用して、サーバー・コンポーネントのインストールと構成を行います。

重要: インストール・プロセスでは、ターゲット・コンピューターを選択します。各ターゲット・コンピューターを選択したら、「接続のテスト」ボタンをクリックして、接続が正常に機能していることを確認することが重要です。

サーバー・コンポーネントをインストールしたら、以下の構成作業を行う必要があります。

  • IBM Cognos® Business Intelligence の設定の構成を、WebSphere® Integrated Solutions Console で行います。
  • IBM Cognos Business Intelligence の構成設定を IBM Cognos Configuration で保存します。

ステップ 4: IBM Predictive Maintenance and Quality サーバー成果物のインストール

IBM Predictive Maintenance and Quality サーバー成果物デプロイメント・ウィザードを使用して、Predictive Maintenance and Quality サーバー成果物のインストールと構成を行います。

サーバー成果物をインストールしたら、IBM InfoSphere® Master Data Management 管理コンソールにログインして、コンテンツ・ファイルのインポートと構成を行います。

重要: IBM InfoSphere Master Data Manager は、Microsoft Internet Explorer ブラウザーでのみ使用できます。

ステップ 5: IBM Predictive Maintenance and Quality クライアント・コンポーネントのインストール

IBM Predictive Maintenance and Quality クライアント・デプロイメント・ウィザードを使用して、クライアントのインストール・プログラムを、Microsoft Windows オペレーティング・システムが実行されているコンピューターにコピーします。その後で、インストールする各クライアント・コンポーネントのインストーラーを実行する必要があります。

クライアント・コンポーネントをインストールしたら、以下の構成作業を行う必要があります。

  • Analytics ノード・コンピューターのコンテンツ・ファイルを、Microsoft Windows クライアント・コンピューターにコピーします。
  • Master Data ノード・コンピューターのコンテンツ・ファイルを、Microsoft Windows クライアント・コンピューターにコピーします。
  • サーバー接続情報を IBM SPSS® Collaboration and Deployment Services Deployment Manager に追加します。
  • ユーザーおよびグループを IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Deployment Manager に追加します。
  • リソース・ファイルを IBM SPSS Collaboration and Deployment Services Deployment Manager にインポートします。

ステップ 6: IBM Predictive Maintenance and Quality のサンプルのセットアップ

IBM Predictive Maintenance and Quality ソリューションのテストに使用できるサンプル・データが用意されています。まず、このサンプルをセットアップする必要があります。サンプルをセットアップするには、IBM Knowledge Center (www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSTNNL_2.5.0) にあるインストール・ガイドの指示に従ってください。