Web ページからの値の取得
表の値、イメージ、テキストなどの値を Web ページから取得するスクリプトの開発方法について説明します。
このタスクについて
このチュートリアルでは、Web ページにナビゲートし、表を取得し、複数の組み合わせボックスで値を選択し、Web からイメージを取得し、この情報をファイルとしてシステム・ディレクトリーに保管するスクリプトを作成します。
開始前に
コンピューターに以下の項目をインストールして構成します。
- IBM RPA Studio 20.12.0 以上
- サポートされているブラウザーのいずれか:
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Internet Explorer
- 安定したインターネット接続
- Microsoft ® Windows™ の管理者権限を持つユーザー
- 「デザイナー」開発ビューの使用
手順
ディレクトリーの作成
Web ページから取得した情報を含むファイルを保管するディレクトリーを作成する必要があります。
「システム・フォルダー・パスの取得」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「フォルダー」入力パラメーターで、
My Documentsオプションを選択します。 - 「パス」出力パラメーターに、値
pathMyDocumentsを挿入します。
- 「フォルダー」入力パラメーターで、
「ディレクトリーの作成」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「パス」入力パラメーターに、値
${pathMyDocuments}\rpa_challenge_tutorialを挿入します。 - 「ディレクトリー」出力パラメーターに、値
directoryObtainedFilesを挿入します。
ブラウザーの開始
以下のコマンドを挿入して、ブラウザーの新規インスタンスを作成します。
- 「パス」入力パラメーターに、値
「ホーム」タブで、「新規変数」ボタンをクリックして新しい変数を定義します。
- 「名前」入力パラメーターに、値
instanceNameを挿入します。 - 「変数タイプ」入力パラメーターで、
Textオプションを選択します。 - 「値」入力パラメーターに、値
browser-instanceを挿入します。
- 「名前」入力パラメーターに、値
「ブラウザーの開始」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「インスタンス名」入力パラメーターに、変数
${instanceName}を挿入します。 - 「ブラウザー・タイプ」入力パラメーターで、ご使用のマシンで使用可能なブラウザーを選択します。
「ブラウザーを閉じる」コマンドは、Web 自動化のスコープを閉じます。 このコマンドは、「ブラウザーの開始」コマンド定義の保存時にスクリプトに自動的に挿入されます。
- 「インスタンス名」入力パラメーターに、変数
「ブラウザーを閉じる」コマンドに、以下の値を挿入します。
- 「インスタンス名」入力パラメーターに、変数
${instanceName}を挿入します。 - 「ブラウザーを開いたままにする」入力パラメーターを有効にします。
重要: 「ブラウザーの開始」コマンドと「ブラウザーを閉じる」コマンドの間に、Web ページのエレメントを操作するすべてのコマンドを挿入します。
Web ページへのナビゲート
IBM RPA Stock Market
Web ページにナビゲートします。
- 「インスタンス名」入力パラメーターに、変数
「ナビゲート」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「URL」入力パラメーターに、値
http://rpachallenge.com/assets/rpaStockMarket/index.htmlを挿入します。
エレメントの操作
すべての Web ページ要求のロードを待機して、エレメントの処理を開始します。 すべての要求をロードして、Web ページ上で必要なエレメントが見つからないことでロボットが実行を中断しないようにします。
- 「URL」入力パラメーターに、値
「Web ページ要求を待機」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:00:30を挿入します。
Web からの表の取得
「Web 表の取得」コマンドを使用して、国別税率を含むデータ表を取得します。
- 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
「Web 表の取得」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
Cssオプションを選択します。 - 「CSS」入力パラメーターに、値
body > div > div.center > div > div.items > tableを挿入します。 - 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:00:30を挿入します。 - 「データ表」出力パラメーターに、値
ratesForCountriesを挿入します。
ファイルへの書き込み
Web データ表から取得した内容を CSV ファイルに書き込む必要があります。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
「ホーム」タブで、「新規変数」ボタンをクリックして新しい変数を定義します。
- 「名前」入力パラメーターに、値
pathCsvFileを挿入します。 - 「変数タイプ」入力パラメーターで、
Textオプションを選択します。
- 「名前」入力パラメーターに、値
「変数の割り当て」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「変数」入力パラメーターに、変数
${pathCsvFile}を挿入します。 - 「値」入力パラメーターに、値
${directoryObtainedFiles}\rates-per-country.csvを挿入します。
- 「変数」入力パラメーターに、変数
「ファイルへの表の書き込み」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「ヘッダーの追加」入力パラメーターを有効にします。
- 「データ表」入力パラメーターに、変数
${ratesForCountries}を挿入します。 - 「開始行」入力パラメーターに、値
1を挿入します。 - 「区切り文字」入力パラメーターで、値
By Charactersを選択します。 - 「セパレーター」入力パラメーターに、値
,を挿入します。 - 「パス」入力パラメーターに、変数
${pathCsvFile}を挿入します。
Web エレメントの選択
組み合わせボックス内の値を選択するには、「コンボ・ボックスの項目の選択」コマンドを使用する必要があります。
「コンボ・ボックスの項目の選択」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「検索基準」入力パラメーターで、
Idオプションを選択します。 - 「ID」入力パラメーターに、値
countryを挿入します。 - 「オプションの選択基準」入力パラメーターで、オプション
Valueを選択します。 - 「選択する値」入力パラメーターに、値「
WEX Academy Inc.」を挿入します。 - 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:01:00を挿入します。
- 「検索基準」入力パラメーターで、
「Web ページをクリック」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「検索基準」入力パラメーターで、
Cssオプションを選択します。 - 「CSS」入力パラメーターに、値
body > div > div.center > div > div.innercontainer > div.navbar2 > p > input[type=image]を挿入します。 - 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:01:00を挿入します。
Web エレメントの取得
「エレメント値の取得」コマンドを使用して、以前に選択した企業からすべてのデータを取得します。
- 「検索基準」入力パラメーターで、
「エレメント値の取得」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
Cssオプションを選択します。 - 「エレメント CSS」入力パラメーターに、値
body > div > div.center > div > div.innercontainer > div.inneritem1を挿入します。 - 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:01:00を挿入します。 - 「値」出力パラメーターに、値
companyDataを挿入します。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
「ファイルへの書き込み」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「内容」入力パラメーターに、変数
${companyData}を挿入します。 - 「ファイル・パス」入力パラメーターに、値
${directoryObtainedFiles}\text-data-company.txtを挿入します。 - 「エンコード」入力パラメーターで、
Operating system defaultオプションを選択します。 - 「上書き」入力パラメーターを有効にします。
- 「内容」入力パラメーターに、変数
「Web からのイメージの取得」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
Cssオプションを選択します。 - 「イメージ CSS」入力パラメーターに、値
body > div > div.center > div > div.innercontainer > div.inneritem2 > imgを挿入します。 - 「タイムアウト」入力パラメーターに、値
00:01:00を挿入します。 - 「イメージ」出力パラメーターに、値
graphCompanyを挿入します。
- 「セレクター・タイプ」入力パラメーターで、
「イメージの保存」コマンドをスクリプトに挿入します。
- 「イメージ」入力パラメーターに、変数
${graphCompany}を挿入します。 - 「ディレクトリー」入力パラメーターに、変数
${directoryObtainedFiles}を挿入します。 - 「ファイル名」入力パラメーターに、値
company-graphを挿入します。 - 「上書き」入力パラメーターを有効にします。
- 「イメージ形式」入力パラメーターで、
Pngオプションを選択します。
- 「イメージ」入力パラメーターに、変数
「ブラウザーを閉じる」コマンドは、Web ページ上のナビゲーション・プロセスを終了します。
次のタスク
「ホーム」タブで「開始」をクリックして、IBM RPA Studio のスクリプトを実行します。