線形方程式の解決

動詞: solveLE

以下から使用可能: < Enterprise>

このコマンドは、連立一次方程式を解決するために使用します。

構文

solveLE --equations(String) --overwriteinputvariables(Boolean) (Boolean)=value

入力

スクリプト Designer 必須 許容タイプ 説明
--equations 方程式 必須 テキスト 解決する連立一次方程式を構成する式。
--overwriteinputvariables 変数のオーバーライド 必須 Boolean 有効にすると、不明な値が入力変数に設定されます。

出力

スクリプト Designer 許容タイプ 説明
成功 Boolean 連立一次方程式がエラーなしで解決された場合は「True」が返されます。 そうでない場合は「False」が返されます。

以下の連立一次方程式を使用します。

2x+y=1

x-y=2

変数のオーバーライド」パラメーターをチェックして、連立方程式を解決し、その結果を入力変数に上書きして返します。 メッセージのログのコマンドを使用して、x および y の内容を IBM Robotic Process Automation Studio コンソールに表示します。

defVar --name x --type Numeric
defVar --name y --type Numeric
defVar --name success --type Boolean
solveLE --equations "2*${x}+${y} = 1\r\n${x}-${y} = 2" --overwriteinputvariables  success=value
logMessage --message "\r\nx = ${x}\r\ny = ${y}" --type "Info"
//Result: x = 1
// y = -1

注釈

方程式」に入力する内容は、連立方程式として認識される形式に準拠している必要があります ("${var1} + ${var2} = 4" や "${x} + ${y} = ${z}" など)。

入力例:

2x+y=1

x-y=2

入力形式:

2*${x}+${y}=1

${x}-${y}=2

その他の参照項目

  • 数式の計算
  • 数値をテキストに変換する
  • テキストを数値に変換
  • 変数の減分
  • 乱数の生成
  • 変数の増分
  • 線形最適化問題の解決
  • 数値の切り捨て