IBM Tivoli Monitoring, バージョン 6.3

エージェント・サポートまたはマルチインスタンス・エージェントのインストール後にモニター・エージェントを開始できない

IBM® Tivoli® Monitoring V6.2 マルチインスタンス・エージェントまたは IBM Tivoli Monitoring V6.2 エージェント・サポートをローカル・インストールした後、サポートされていないバージョンのシステム GSKit がインストールされている IBM Tivoli Monitoring V6.2.1 (以降の) 管理対象システム上のモニター・エージェントを開始できない場合があります。

IBM Tivoli Monitoring V6.2 マルチインスタンス・エージェント (フィックスパックを含む) および IBM Tivoli Monitoring V6.2 アプリケーション・サポートの両方で使用するインストーラーでは、IBM Tivoli Monitoring V6.2.1 (以降の) 管理対象システム上のモニター・エージェントに関して、IBM Tivoli Monitoring の組み込み GSKit ではなく、システム GSKit を使用するように設定が戻されます。 この問題は、ローカル・インストールの場合にのみ発生します。 リモート・インストール (リモート・デプロイ) の場合、この問題は発生しません。

IBM Tivoli Monitoring がサポートするレベルのシステム GSKit が管理対象システムにインストールされている場合、モニター・エージェントは通常どおりに作動し続けます。

しかし、以下のすべての条件が当てはまる場合は、モニター・エージェントを開始できないことがあります。
  • 管理対象システムにシステム GSKit がインストールされていないか、システム GSKit のバージョンが IBM Tivoli Monitoring V6.2.1 以降でサポートされていない。
  • エージェントが、通常通信 (IP.PIPE) ではなく、セキュア通信 (IP.SPIPE) を使用するように構成されている。
IBM Tivoli Monitoring V6.2 マルチインスタンス・エージェントまたは IBM Tivoli Monitoring V6.2 エージェント・サポートのインストール後に管理対象システム上のエージェントを開始できない場合は、以下のいずれかの修正処置を実行します。
  • 管理対象システムで kinconfig.exe -G を実行する。
  • または
  • kinconfig.exe -rKproductcode を実行して、管理対象システム上のいずれかの IBM Tivoli Monitoring V6.2.1 (以降の) モニター・エージェントを再構成する。
  • または
  • 別の IBM Tivoli Monitoring V6.2.1 (以降の) モニター・エージェントをインストールする。


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