ローリング・アップグレード操作の実行
クラスター内のノードが異なるバージョンの PowerHA® SystemMirror® for Linux で稼働している場合でも、ローリング・アップグレード操作中は、クラスターはオンラインのままです。
PowerHA SystemMirror バージョン 7.2.2 for Linux Service Pack 1 以降 (ソース・リリース) から PowerHA SystemMirror バージョン 7.2.3 for Linux 以降 (ターゲット・リリース) にクラスターをアップグレードできます。
注:
- ソース・リリースは、クラスター・ノードにインストールされているリリースです。ターゲット・リリースは、アップグレード先のリリースです。
- クラスターでローリング・アップグレード操作を実行する場合は、クラスターを除去する必要はありません。
ローリング・アップグレード操作を実行するには、以下のステップを実行します。
- マイグレーション先のターゲット・リリースをダウンロードします。ダウンロードしたパッケージをローカル・ディレクトリーに解凍し、解凍先の PowerHA SystemMirror ディレクトリーに移動します。
- アップグレードする予定のリリースが含まれる PowerHA SystemMirror ディレクトリーにナビゲートします。
次のスクリプトを実行して、アップグレード操作が許可されているかどうかを確認します。
./installPHA --migcheck注: マイグレーションする予定のターゲット PowerHA SystemMirror リリースの installPHA スクリプトを実行する必要があります。 - 次のコマンドを実行して、クラスター内の 1 つのノードでクラスター・サービスを停止します。
clmgr offline node <node> STOP_RSCT=yes manage=move注:- STOP_RSCT パラメーターを
yesに設定してクラスターをオフラインにした場合は、クラスター内のそのノードから clmgr コマンド操作を実行することはできません。 - manage パラメーターが
moveに設定されている場合、リソース・グループによって管理されるすべてのリソースが、現行ノード上でオフラインになります。クラスター内の他のノードでは、リソースはオンラインになります。
- STOP_RSCT パラメーターを
- ノードをアップグレードするには、ダウンロードしたターゲット PowerHA SystemMirror リリースをノード上で解凍し、次の PowerHA SystemMirror インストール・コマンドを実行します。
./installPHA -y - ノードがターゲット・リリースにアップグレードされた後、次のコマンドを実行して、クラスターをオンラインにすることができます。
clmgr online node <node> - クラスター内のすべてのノードで、ステップ 3 から 5 を繰り返します。