共有ファイル・システム・リソースの構成

clmgr コマンドを使用して、ファイル・システム・リソースを構成できます。

前提条件

共有ストレージ機能を検証するには、以下のステップを実行します。
  1. ファイル・システムを構成する前に、クラスターの関連ノード間でディスクが共有されていることを確認します。 リソース・グループのノード・リストに、ファイル・システムのディスクが共有されていないノードがある場合、そのリソース・グループにファイル・システムを追加することはできません。 共有ディスクは、以下のコマンドを使用して確認できます。
    1. lsrsrc -a -s "ResourceType==1" IBM.Disk
  2. fdisk /dev/<device> コマンドを使用して、共有ディスク上に区画を作成します。 以下のステップを実行してください。
    1. 新規作成の場合は変数 n を使用し、削除オプションには d を使用します。
    2. t オプションを使用して、fd 区画タイプを変更します。
    3. 最後に、wq オプションを使用してすべての更新を保存します。
  3. pvcreate <partition> コマンドを使用して、区画上に物理ボリュームを作成します。 pvdisplay オプションを使用して、すべての物理ボリュームをリストすることができます。
  4. vgcreate <name of VG> <PV> [PV2….] コマンドを使用して、区画上にボリューム・グループを作成します。vgdisplay オプションを使用して、すべてのボリューム・グループをリストすることができます。
  5. lvcreate –L <LV size with G or M designation> /dev/<name of VG> コマンドを使用して、区画上に論理ボリュームを作成します。lvdisplay オプションを使用して、すべての論理ボリュームをリストすることができます。

構成

共有ストレージ機能を構成するには、以下のステップを実行します。
  1. すべての前提条件を満たしたら、lvdisplay オプションまたは clmgr query logical_volume コマンド照会を使用して、クラスターのすべてのノード上で論理ボリュームが使用可能かどうかを確認します。
  2. すべてのノードで論理ボリュームが表示されない場合は、クラスターのすべてのノードで partprobe コマンドを実行するか、論理ボリュームが表示されないノードをリブートします。
クラスターのすべてのノードで論理ボリュームが表示されたら、次のコマンドを使用してファイル・システムを構成します。
clmgr add file_system  /home/fs_1 TYPE=ext3 LOGICAL_VOLUME="vg_1-lv_1"
ここで、タイプ ext3 はファイル・システム・タイプ、/home/fs_1 はファイル・システム・リソースの名前、vg_1-lv_1 はノード間で共有されている論理ボリュームです。この論理ボリュームは、clmgr query logical_volume コマンド照会に存在する必要があります。

ファイル・システムが作成されたら、アプリケーションと一緒にリソース・グループに追加することができます。 PowerHA® SystemMirror® バージョン 7.2.2 for Linux Service Pack 2 以降では、RG でファイル・システムのみを構成することができます。

その後、リソース・グループをオンライン状態に変更します。

制約事項

ファイル・システム・リソースを RG に追加する際には、以下の制約事項に従う必要があります。
  1. ファイル・システム・リソースを RG で構成する場合は、FBHN RG ポリシーを使用してはなりません。
  2. 同じディスク上の各 LV に複数のファイル・システム・リソースを作成した場合は、それらのリソースを異なるリソース・グループに追加してはなりません。