サービス定義プロパティー・ファイル

サービス定義を定義するには、サービス定義プロパティー・ファイルを使用します。

命名規則

プロパティーでは、以下の命名規則を使用します。
<propertyName>.num
これは、関連プロパティーの複数のセットが指定されていることを示します。 例えば、sla.num=2 は、2 セットの関連プロパティーがあることを示します。 関連プロパティーは、sla.1.<propertyName>sla.2.<propertyName>、などのように名前が付けられます。

複数のプロパティーをネストするには、<propertyName>.n.<relatedPropertyName>.num を使用します。 例えば、sla.1.operationalHour.num=2 は、1 つ目の SLA 定義に対して 2 セットの作動可能時間値を指定します。

一般プロパティー

表 1. サービス定義プロパティー・ファイル内の一般プロパティー
プロパティー 説明
serviceName サービス・レベル契約 (SLA) 定義が指定されたサービスの名前。 名前は固有でなければなりません。 これは必須プロパティーです。
label サービスの表示名。 これはオプションです。 値を指定しない場合、値はデフォルトの空ストリングになります。
description サービスの説明。 これはオプションです。 値を指定しない場合、serviceName 値が使用されます。
businessCalendar サービスに対して定義された SLA で使用されるビジネス・カレンダーの名前を定義します。 カレンダーが指定されていない場合、サービスの停止時間は、作動可能または作動不可のいずれかでのみ定義されます。 休暇停止はありません。

詳しくは、 ビジネス・カレンダーの構成を参照してください。

作動可能時間プロパティー

表 2. サービス定義プロパティー・ファイル内の作動可能時間プロパティー
プロパティー 説明
operationalHour.num サービスに定義できる作動可能時間の期間数を定義します。 これが指定されていない場合、サービスに少なくとも 1 つの期間が定義されます。 値を設定した場合、このパラメーターに指定した期間数の開始時間と終了時間を指定する必要があります。
operationalHourStartTime 単一の作動可能時間の期間開始時刻。 値は 24 時間クロック形式 (13:00:00 など) で指定する必要があります。 値を指定しない場合、デフォルト値の 00:00:00 が割り当てられます。 この値は、作動可能時間が定義されていないすべての SLA で使用されます。
operationalHourEndTime 単一の作動可能時間の期間終了時刻。 値は 24 時間クロック形式 (17:00:00 など) で指定する必要があります。 値を指定しない場合、デフォルト値の 23:59:59 が割り当てられます。
operationalHourStartTime.n 作動可能期間 n の開始時刻。 値は 24 時間クロック形式 (13:00:00 など) で指定する必要があります。 このパラメーターを指定しない場合、作動可能時間の期間が定義されません。
operationalHourEndTime.n 運用期間の終了時間n。 値は 24 時間クロック形式 (17:00:00 など) で指定する必要があります。 このパラメーターを指定しない場合、作動可能時間の期間が定義されません。

ID プロパティー

表 3. サービス定義プロパティー・ファイル内の ID プロパティー
プロパティー 説明
identity.num サービスに定義される ID の数を定義します。 このプロパティーに値を指定する場合、ID タイプと同数の必須の値を指定する必要があります。
identity ID は、サービスの停止データを収集するときにサービスを識別する代替メソッドを表します。 ID は、identityType:::identityString と定義されます。 サービス名のみを指定した場合、デフォルトの ID は tbsmIdentity:::servicename になります。 ID が指定されていない場合、サービス定義を作成できません。 TBSM サービスの場合は、インスタンス名を ID として使用します。 このタイプのデフォルトは、tbsmIdentity になります。
identity.n ID n の ID タイプとストリング。 これは、identity.num パラメーターに値を指定する場合は必須です。 必要な ID が含まれていない場合、サービス定義を作成できません。
例えば、停止データが複数のデータ・ソースから収集される場合は、複数の ID を使用できます。 以下の例では、別のモニタリング・システムからデータを取得します。 ID を以下のように定義します。
identity.num=2
identity.1=internetBanking
identity.2=MSN:::IB001
ここで、ID タイプは、管理対象システム名 (MSN) を表す MSN です。 IB001 は、MSN に指定された値です。

SLA プロパティー

表 4. サービス定義プロパティー・ファイル内の SLA プロパティー
プロパティー 説明
sla.num SLA 定義数を定義します。 このプロパティーを設定すると、該当する数の SLA 定義を指定する必要があります。
sla.name

SLA の名前。 これは、SLO 可用性レポートでオプションとしてリストされるメトリック名としても使用されます。 名前は必須であり、固有でなければなりません。

注: 同じ名前を使用する SLA が存在する場合、既存の SLA は、現在のサービス定義に基づく新しいプロパティーで更新されます。 プロパティーは、SLORPRT データベースに保存されている定義から継承されません。
sla.n.name サービス定義ファイル内の n 番目の SLA の名前。 これは、SLO 可用性レポートでオプションとしてリストされるメトリック名としても使用されます。 このパラメーターは、sla.num パラメーターが指定されている場合は必須です。 sla.n.name パラメーターが定義されていない場合、SLA 定義は使用されません。

名前は固有でなければなりません。

注: 同じ名前を使用する SLA が存在する場合、既存の SLA は、現在のサービス定義に基づく新しいプロパティーで更新されます。 プロパティーは、SLORPRT データベースに保存されている定義から継承されません。
sla.displayName, sla.n.displayName SLA に関連付けられているメトリックのラベル。 表示名の値を指定しない場合は、デフォルトの空ストリングが使用されます。
sla.description, sla.n.description この SLA に関連付けられているメトリックの説明。 値を指定しない場合、デフォルトの空ストリングが使用されます。
sla.timezone, sla.n.timezone SLA で使用される時間帯。 値を指定しない場合、デフォルトで GMT が使用されます。

時間帯 ID は、有効な値でなければなりません。 詳しくは、 タイム・ゾーンの構成を参照してください。

sla.operationalHourThreshold, sla.n.operationalHourThreshold SLA 内の作動可能時間の可用性しきい値。 パーセントの数値 (98.5 など) を指定します。 しきい値は、SLO 可用性レポートに表示されます。 デフォルトはゼロです。
sla.nonOperationalHourThreshold, sla.n.nonOperationalHourThreshold SLA 内の作動不可時間の可用性しきい値。 パーセントの数値 (98.5 など) を指定します。 しきい値は、SLO 可用性レポートに表示されます。 デフォルトはゼロです。
sla.operationalHour.num SLA に定義される作動可能時間の期間数を定義します。 値を指定しない場合、作動可能時間の期間が SLA に対して 1 つしか定義されません。
sla.operationalHourStartTime, sla.operationalHourStartTime.n 単一の作動可能時間の期間開始時刻。 この値は 24 時間クロック形式で指定する必要があります。 例えば、8 AM の場合は 08:00:00 とします。
sla.operationalHourEndTime, sla.operationalHourEndTime.n 単一の作動可能時間の期間終了時刻。 この値は 24 時間クロック形式で指定する必要があります。 例えば、5 PM の場合は 17:00:00 とします。
sla.n.operationalHourStartTime, sla.n.operationalHourStartTime.n n 番目の SLA に対する、単一の作動可能時間の期間開始時刻。 この値は 24 時間クロック形式で指定する必要があります。 例えば、8 AM の場合は 08:00:00 とします。
sla.n.operationalHourEndTime, sla.n.operationalHourEndTime.n n 番目の SLA に対する、単一の作動可能時間の期間終了時刻。 この値は 24 時間クロック形式で指定する必要があります。 例えば、5 PM の場合は 17:00:00 とします。