MySQL データ・ソース構成

この情報は、MySQL データ・ソースの作成に役立ちます。

表 1. 「MySQL データ・ソース」ウィンドウの一般設定
ウィンドウ・エレメント 説明

データ・ソース名

データ・ソースを識別するための固有の名前を入力します。データ・ソース名に使用できるのは、文字、数字、および下線文字のみです。UTF-8 文字を使用する場合は、データ・ソースの保存場所である Impact サーバーのロケールが UTF-8 文字エンコードに設定されていることを確認します。

Username

データベースのアクセスに使用可能な有効なユーザー名を入力します。

Password

データベースのアクセスに使用可能な有効なパスワードを入力します。入力すると、文字がアスタリスク (*) で置き換えられます。

最大 SQL 接続

最大限のパフォーマンスを引き出すためには、イベント・プロセッサーで実行されるスレッドの最大数以上のサイズの接続プールを設定します。
重要: SQL データ・ソースの最大接続数設定を変更するには、Impact サーバーを再始動する必要があります。
既存のスレッドと接続プールの情報の表示について詳しくは、「Netcool/Impact 管理ガイド」でコマンド行ツールとイベント・プロセッサー・コマンド についての各セクションの情報を参照してください。Select PoolConfig from Service where Name='EventProcessor'; を参照してください。
重要: クラスター化された環境では、イベント・プロセッサー構成は、サーバー間で複製されません。1 次サーバーおよび 2 次サーバーで、Select PoolConfig from Service where Name='EventProcessor'; コマンドを実行する必要があります。

同時接続数を制限して、パフォーマンスを管理します。一度にデータベースに許可される接続の最大数を入力または選択します。最高のパフォーマンスを得るには、この数をイベント・プロセッサー・スレッドの最大数と同じかそれ以上にする必要があります。イベント・プロセッサー・サービスの構成を参照してください。

デフォルト値は 0 です。データ・ソースを保存するには、正の値を追加する必要があります。

データベース障害ポリシー

フェイルオーバーのオプションを選択します。選択可能なオプションは、「フェイルオーバー」、「フェイルバック」、および「バックアップ使用不可」です。

フェイルオーバー・オプションについて詳しくは、SQL データベース DSA フェイルオーバー・モードを参照してください。

表 2. 「MySQL データ・ソース」ウィンドウの 1 次ソース設定
ウィンドウ・エレメント 説明

ホスト名

データ・ソースが配置されているシステムのホスト名または IP アドレスを入力します。デフォルト値は localhost です。

ポート

データ・ソースで使用されるポート番号を選択します。デフォルトの番号は 3306 です。

データベース

接続するデータベースの名前を入力します。

接続のテスト

正しい情報を入力したことを確認するために、クリックしてホストへの接続をテストします。成功または失敗したことがメッセージ・ボックスにレポートされます。データ・ソースの作成時にホストが使用不可の場合は、 後でテストできます。データ・ソースのリストでデータ・ソースを右クリックして、オプションのリストから「接続のテスト」を選択することで、随時、接続をテストできます。

重要: JDBC ドライバーが見つからなかったためにデータ・ソースがデータベースへの接続を確立できないことを示すエラー・メッセージが表示された場合は、必要な JDBC ドライバーが共有ライブラリーのディレクトリーに入っていません。この問題を修正するには、 ライセンス交付を受けた JDBC ドライバーを共有ライブラリーのディレクトリーに格納し、 サーバーを再始動してください。詳しくは、「Netcool/Impact DSA リファレンス・ガイド」の『SQL データベース DSA』の章を参照してください。
表 3. 「MySQL データ・ソース」ウィンドウのバックアップ・ソース設定
ウィンドウ・エレメント 説明

ホスト名

バックアップ・データ・ソースが配置されているシステムのホスト名または IP アドレスを入力します。オプションです。 デフォルト値は localhost です。

ポート

バックアップ・データ・ソースで使用されるポート番号を選択します。オプションです。 デフォルト値は 3306 です。

データベース

接続するデータベースの名前を入力します。

接続のテスト

正しい情報を入力したことを確認するために、クリックしてホストへの接続をテストします。成功または失敗したことがメッセージ・ボックスにレポートされます。データ・ソースの作成時にホストが使用不可の場合は、 後でテストできます。データ・ソースのリストでデータ・ソースを右クリックして、オプションのリストから「接続のテスト」を選択することで、随時、接続をテストできます。