ipEndPoint

ipEndPoint テーブルは IP エンドポイントを表し、関連するデータを含んでいます。 このエンドポイントは、protocolEndPoint テーブルでモデル化されているとおり、物理インターフェースによりインプリメントされます。

以下の表は、ipEndPoint テーブルに関する説明です。

表1. ipEndPoint テーブル
列名 タイプ 制約 説明
entityId 32 ビット整数

外部キー

NULL 以外

以下からの IP エンドポイント・エンティティーの IDentityData表。
DNSName 255 文字のストリング   この IP エンドポイントに関連付けられた IP アドレスの DNS 名。
address 39 文字のストリング NULL 以外 この IP エンドポイントに関連付けられた IP アドレス。
ipNumber 64 ビット整数 (符号なし) NULL 以外

IPv4 の場合: 32 ビット整数で表される IP アドレス。

IPv6 の場合: 128 ビット整数で表される IP アドレスの前半部分。 この値は、符号付きの 64 ビット整数として表示されます。 例えば、IPv6 アドレスが fe80:0000:0000:0000:21a:30ff:fe2b:fb80 の場合、16 進の ipNumber は FE80 0000 0000 0000 になります。

netNumber 64 ビット整数 NULL 以外

IPv4 の場合: 適用外

IPv6 の場合: 128 ビット整数で表される IP アドレスの後半部分。 この値は、符号付きの 64 ビット整数として表示されます。 例えば、IPv6 アドレスが fe80:0000:0000:0000:21a:30ff:fe2b:fb80 の場合、16 進の netNumber は 021A 30FF FE2B FB80 になります。 (10 進数は、符号なし整数では 18338657682652659712、符号付き整数では 108086391056891904 になります。)

サブネット 39 文字のストリング   IP アドレスが所属するサブネット。
netmask 39 文字のストリング   サブネットのネットマスク。
netmaskbits 32 ビット整数   サブネットのネットマスク・ビット。
addressSpace 255 文字のストリング   ネットワーク・アドレス変換が使用されている場合の関連 NAT アドレス・スペース。
protocol

ストリング値

 
現在定義されているゾーンにより使用される、以下のような IP プロトコルの整数表現。
  • 1: IPv4
  • 2: ネットワーク・アドレス変換 (NAT) を通過した IPv4
  • 3: IPv6
cdmAddressType 16 ビット整数 NULL 以外

デフォルト値: 0

IBM® 共通データモデルでは、 IpV4Address および IPv6Address ビューにおいて、 AddressType という名前の属性を定義しています。また、 ipEndPoint クラスは NCIM における同等のオブジェクトです。 そのため、クラス内の属性の整合性を確保するために、cdmAddressType という名前の新規属性が ipEndPoint テーブルに追加されています。