IBM Content Manager, バージョン 8.5      サポート:  Oracle, DB2, Java

Web サービスの概要

Web サービスは、XML メッセージ・フォーマットに基づくプログラム間のサービス指向通信モデルを定義します。

Web サービス・モデルは、Extensible Markup Language (XML)、Simple Object Access Protocol (SOAP)、Hyper Text Transfer Protocol (HTTP)、および Web サービス記述言語 (WSDL) などの既存の新生規準で作成されます。

XML は、プログラムや人間にとって理解しやすい方法で、複雑な構造を記述することができる、 拡張可能なマークアップ言語です。 Web サービスは XML への依存性が高いサービスです。 整数などは、今日使用されているさまざまなハードウェアおよびソフトウェアの プログラム言語によって異なって表されることがありますが、XML は、 こうした内容を表すために、バイナリー・データの代わりにテキスト・データを使用します。 XML は、言語およびオペレーティング・システムから独立しており、 これによって、アプリケーションを IBM® Content Manager と統合するときに、時間とリソースが節約されます。

Simple Access Object Protocol (SOAP) は、2 つのアプリケーション間の Web サービスの対話に使用される XML ベースのメッセージング・プロトコルです。 すべての Web サービス通信は、SOAP メッセージを使用して行われます。SOAP メッセージは、以下のエレメントを含みます。

通常、SOAP エンベロープは、添付があってもなくても、SOAP メッセージを表します。 SOAP メッセージ・エンベロープは、ヘッダーおよびメッセージの本文を含みます。 SOAP メッセージを添付することによって、メッセージにはデータを含めることができ、 データには、XML データや XML 以外のデータ (テキスト・ファイルやバイナリー・ファイルなど) を含めることができます。 SOAP ヘッダーは、メッセージのコンテキストや目的を記述するために使用されます。 SOAP ヘッダーはまた、機能を追加したり、 セキュリティー、優先順位、および監査などの機能を定義したりして、SOAP メッセージを拡張するメカニズムを提供します。

サービス指向アーキテクチャーでは、インターフェース定義は重要です。 インターフェース定義は、Web サービスが提供するものとクライアントが期待するものの間での取り決めとして機能します。

Web サービスは WSDL を使用します。 WSDL は XML タグのセットであり、Web サービス・インターフェースを記述するために使用されます。 WSDL は、Web サービスの場所、その接続方法、SOAP 要求で渡す必要のあるパラメーター、 戻す値、バインディング情報などを記述します。

Web サービス・モデルは、XML、HTTP、SOAP、および WSDL 技術およびプロトコルを利用して、 アプリケーションの統合を簡単かつ迅速に、さらに低価格で行える環境を提供します。 Web サービスによって、関連するプログラム言語またはオペレーティング・シ ステムに関わらず、ネットワーク対応の XML 認識アプリケーションが Web サービスを呼び出せるようになります。

Web サービスには、以下の利点があります。
柔軟性
一般的なインターフェースは、 ビジネス・ニーズの変化に応じて行う必要のあるソフトウェアの変更に併せて変更する必要はありません。
速さと生産性
迅速なアプリケーション・アセンブリー・ツールによって、Web サービスを新規ビジネス・プロセス、 または新規ビジネス・アイデアを備えた実験に迅速に統合することができます。
コスト削減
スタッフの必要人数を削減し、紙を使用する処理を置き換え、エラーを削減します。
既存の投資の利用
一般的なアクセスのために Web サービス・レイヤーを作成することによって、 古いソフトウェアを新しい方法で使用することができます。

IBM Content Manager Web サービスを使用するには、Web サービス・テクノロジーの 実用的知識を持っている必要があります。 Web サービス標準の詳細は、World Wide Web Consortium (W3C) を参照してください。



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最終更新: 2013 年 12 月
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