IBM Content Manager, バージョン 8.5           

テキスト検索のロギングおよびトレース

テキスト索引更新操作のトレース

DB2® Text Search および DB2 Net Search Extender には、索引付け状況およびエラー・イベントに関するイベント・ビューがあります。

DB2 Text Search

テキスト検索トレース情報は、イベント・ビュー、テキスト検索サーバー・ログ、ICMConstrRef ユーザー定義関数 (UDF) ログ、および文書コンストラクター・ログの 4 つの場所にあります。

必ず、最初にイベント・ビューを確認します。 次に、詳細について他のログを確認します。 DB2 Text Search には、索引付け状況およびエラー・イベントの全体をモニターするために使用できるイベント・ビューがあります。 詳細については、テキスト検索サーバー・ログ・ファイル trace0.log で参照できます。 イベント・ビューおよびテキスト検索サーバー・ログでは、文書リトリーブ・エラーは ICM 接頭部を持つメッセージで示されます。 これらのエラーについて詳しくは、ICMConstrRef UDF ログおよび文書コンストラクター・ログ・ファイル cmdctor.log を調べてください。

イベント・ビューでは、索引付け状況およびエラー・イベントに関する情報が提供されます。 イベントを表にリストするには、コマンド db2 select * from sysibmts.SYSTSEVENT_nnnnnn を発行します。 SYSIBMTS.TSEVENT_nnnnnn 値はイベント・ビュー表を表します。 これは、SYSIBMTS.TSEVENT ビューにリストされているように、テキスト索引に関連付けられています。

tss_home/log ディレクトリーには、DB2 Text Search サーバー・ログと ICMDCTOR 文書コンストラクター・ログ・ファイル cmdctor.log の両方があります。 DB2 Text Search サーバー・ログのプロパティー (ログ・ファイルの場所やロギング・レベルなど) を変更するには、tss_home/config ディレクトリーの ecmts_logging.properties ファイルを編集します。 詳しくは、IBM® DB2 インフォメーション・センターを参照してください。

DB2 Net Search Extender

DB2 Net Search Extender には、索引付け状況およびエラーの全体に関するイベント・ビューがあります。 さらに、IBM Content Manager には、個々の索引付け問題をデバッグするための UDF トレース・ログが用意されています。 イベント・ビューについて詳しくは、正常に索引付けされない項目のデバッグを参照してください。

管理操作での DB2 Net Search Extender エラー
管理操作 (テキスト検索可能項目タイプの作成やテキスト検索更新索引の特性の変更など) で、ライブラリー・サーバー・ログ・ファイル (デフォルトでは ICMSERVER.LOG ファイル) の最後に 3 つの Net Search Extender エラーが記録されることがあります。
ログ・ファイルを読み取ってエラーを識別するか、必要であれば、同じ SQL ステートメントを使用してエラーを詳しくデバッグしてください。
以下に、ログのサンプルを示します。

ICMPLSTI printTEventTableMsg 04173 07/14 07:51:48.156 GMT ;14075146483556cc:11b208dc211:X7fcd ICMADMIN Get Time and Messages from eventtablename Query Stmt<SELECT TIME, MESSAGE FROM DB2EXT.TEVENTIX414507 ORDER BY TIME DESC FETCH FIRST 3 ROWS ONLY WITH UR> ICMPLSTI printTEventTableMsg 04224 07/1407:51:48.156 GMT ;14075146483556 cc:11b208dc211:X7fcd ICMADMIN Messases fromeventtableTIMESTAMP: <2008-07-14-15.51.47.906000> MESSAGE:<CTE0004 Indexupdate ended> ICMPLSTI printTEventTableMsg 04224 07/14 07:51:48.156 GMT;14075146483556 cc:11b208dc211:X7fcdICMADMIN Messases from eventtableTIMESTAMP: <2008-07-14-15.51.47.890000> MESSAGE:<CTE0100 A DB2 operation failed. DB2 information: “42724” “[IBM][CLI Driver][DB2/NT]SQL0444NRoutine “ICMADMIN.ICMFETCHFILTER“ (specific name “SQL080707231230002”) isimplemented with code in library or path “¥ICMNLSUF”, function “ICMfetch_Filter” whichcannot be accessed.Reason code: “4”.SQLSTATE=42724>

Oracle
テキスト検索 UDF トレースをライブラリー・サーバーのログ・ファイル (ICMSERVER.LOG) に記録します。 SQL*Plus で以下のコマンドを実行することにより、テキスト検索の Oracle トレースを有効にすることもできます。
ctx_adm.set_parameter(‘log_directory', ‘/tmp/ctxlog'); 
ctx_output.start_log(‘logfilename');
ctx_ddl.sync_index(‘ICMADMIN.ICMUU01010001TIE').
ログ・ファイルは、実行中に読み取ることもできます。1000 個の文書が処理されるごとにログ記録します。
UDFTRACELEVEL の使用

DB2 Text Search と DB2 Net Search Extender の両方で使用されます。 ICMConstrRef UDF ログの場合、場所は ICMSTSYSCONTROL.UDFTRACEFILENAME で指定されています。

テキスト検索でオブジェクトが正常に索引付けされなかった理由をデバッグする必要がある場合は、ICMSTSYSCONTROL.UDFTRACELEVEL を変更することができます。 これにより、DB2 Text Search のサーバー・ログと UDF、ICMConstrRef UDF ログ、および文書コンストラクター・ログでのロギングが変更されます。 UDFTRACELEVEL の変更方法については、以下のセクションを参照してください。

データベース表 ICMSTSYSCONTROL で列 UDFTRACELEVEL を更新して、トレースを使用可能にします。トレース・ファイルは、パス定義 UDFTRACEFILENAME 列に基づいて作成されます。

  • Windows の場合、UDFTRACEFILENAME のデフォルト値は %IBMCMROOT%¥log¥ls¥LSDBName¥UDFTRACE です。
  • Linux、AIX® Solaris の場合、デフォルト値は IBMWorkingDirectory/log/ls/LSDBName/UDFTRACE です。
  • z/OS® の場合、デフォルト値は SYSPRINT です。
推奨: ほとんどの場合、UDFTRACELEVEL=15 を使用してください。
トレースを使用可能にするには、以下のいずれかの環境変数を設定してください。
UDFTRACELEVEL=0
トレースをオフにします。
UDFTRACELEVEL=1
基本トレース。 トレース機能の入り口および出口。
UDFTRACELEVEL=2
オブジェクトおよびその変換出力を除くトレース詳細。
UDFTRACELEVEL=4
ICMFETCHFILTER UDF の場合。 z/OS には適用されません。 リソース・マネージャーからリトリーブされたオブジェクトをトレースし、該当する場合は、マルチプラットフォーム上の DB2 Net Search Extender 用に以下のファイルを作成します。
UDFTRACEFILENAME.from_preretrieve_exit
テキスト検索ユーザー出口から返された現行オブジェクト (存在する場合) が入っています。
UDFTRACEFILENAME.from_rm
リソース・マネージャーから返された現行オブジェクトが入っています。
UDFTRACEFILENAME.from_inso_conversion
テキスト抽出実行後の現行オブジェクトが入っています。
UDFTRACEFILENAME.after_ucs2_to_utf8_conversion
データベースが Unicode である場合に、ucs2 から utf8 への変換後のオブジェクトが入っています。
DB2 Text Search の場合。
UDFTRACEFILENAME.itemid
tss_home/log ディレクトリーにある現行オブジェクトが入っています。
文書コンストラクターの場合、このトレース・レベルを使用すると、リトリーブされた文書をローカルに保管できます。 このオプションは、例えば文書の正確性を検査するために使用できます。 保管された文書は、文書コンストラクター・ログ・ファイルと同じディレクトリーに入れられます。 ファイルの名前は ItemID 値です。
UDFTRACELEVEL=8
UDF および文書コンストラクターのパフォーマンスをトレースします。
UDFTRACELEVEL=16
以下の環境値をトレースします。
  • ユーザー名
  • 現行ディレクトリー (z/OS には適用されません)
  • 共有 LIBPATH (z/OS には適用されません)
  • IBMCMROOT (z/OS には適用されません)
  • ICMROOT (z/OS には適用されません)
UDFTRACELEVEL=32
malloc および free 関数をトレースします。
UDFTRACELEVEL=64
動的に割り振られたメモリーの使用について、UDF でのメモリー・リークをトレースします。
UDFTRACELEVEL=128
ICMFETCHFILTER UDF の場合。 z/OS には適用されません。 索引付け状況をトレースします。 ライブラリー・サーバーは、UDF タイムアウト・パラメーターが 設定されていない場合に、処理が停止する原因となったオブジェクトを 識別するために、UDFTRACEFILENAME.itemid ファイルを作成し、 コマンドが失敗する前に最後に処理されたオブジェクト ID を格納します。項目 ID ごとに独自のログ・ファイルがあるため、このトレースの使用には注意が必要です。
文書コンストラクターの場合、このトレース・レベルでは、各項目のトレース情報はその独自のログに保存されます。 ログ・ファイルの名前は、itemID.log のように、ItemID 値から付けられます。
複数の設定の数値を加算できます。例えば、UDFTRACELEVEL=3 は、UDFTRACELEVEL=1 と UDFTRACELEVEL=2 のトレースの組み合わせです。

管理操作での IBM Text Search Server for DB2 for z/OS エラー

テキスト検索可能項目タイプの作成やテキスト検索索引のドロップなどの管理操作で、エラーが ライブラリー・サーバー・ログ・ファイル (デフォルトでは SYSPRINT) に記録される 場合があります。

エラーを特定するためにログ・ファイルを読み取ります。 以下の例は、サーバー・ログのサンプルを示しています。

ICMPLSCP defineTIEIndex 01961 01/08 20:43:09.630 GMT ;08204038703904 6b:11eb7f97418:X7fe1 ICMADMIN DROP INDEX Index Schema <ICMADMIN> Index Name <ICMUU01097001001> SQLCODE = -20427, ERROR OCCURRED DURING TEXT SEARCH ADMINISTRATION STOREDPROCEDURE OF00306E The text search index 'ICMADMIN'.'ICMUU01097001001' does not exist. SQLSTATE RETURN CODE = 38H14 SQL PROCEDURE DETECTING ERROR = DSNXRRTN SQL DIAGNOSTIC INFO = -84700-100 SQL DIAGNOSTIC INFO = X'FFFFFCB1'X'0'X'0'X'FFFFFFFF'X'0'X'0'



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最終更新: 2013 年 12 月
dcmpt028.htm

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