IBM Content Manager, バージョン 8.5      サポート:  Java

Java API グローバル・キャッシング

グローバル・キャッシュを使用して、 Java™ API アプリケーションのパフォーマンスおよびスケーラビリティーを改善することができます。

デフォルトでは、すべての DKDatastoreICM インスタンスは、ローカル・キャッシュ内のメモリーにある特定のオブジェクトを保管します (つまり、他の DKDatastoreICM インスタンスはアクセスできません)。これらのオブジェクトには、項目タイプ、項目タイプ・ビュー、コンポーネント・タイプ、 コンポーネント・タイプ・ビューなどがあります。キャッシングは、 Java API がこれらのオブジェクトを明確にするためにライブラリー・サーバーと繰り返し通信する手間を省く ことにより、応答時間を改善します。

グローバル・キャッシュを使用可能にすることによって、 複数の DKDatastoreICM インスタンスのキャッシュを 1 つのグローバル域にまとめることができます。 グローバル・キャッシングは、同一オブジェクトの重複を防ぎ、中間層環境の パフォーマンスおよびスケーラビリティーを最大化します。グローバル・キャッシュを使用可能にすると、 以下のタイプのオブジェクトが、ローカル域ではなくグローバル域に保管されます。
  • 属性
  • 属性グループ
  • イベント・タイプ
  • リンク・タイプ
  • XDO 種別
  • MIME タイプ
  • NLS キーワード
  • セマンティック・タイプ
  • 特権
  • 特権グループ

グローバル・キャッシュを使用可能にするには、IBMCMROOT/cmgmt/connectors/cmbicmcache.ini ファイルを編集して、設定 JAVAGlobalCacheEnabled=TRUE を適用します。

NLS キーワード以外の いずれかの定義オブジェクトが変更 (作成、更新、または削除など) された場合は、グローバル・キャッシュ をクリアする必要があります。 キャッシュをクリアするためのサンプルとして、以下の例を参照してください。

独自のインプリメンテーションのデータ・ストア・プールを使用する アプリケーションのすべてのデータ・ストアのグローバル・キャッシュおよびローカル・キャッシュをクリアする

dsPool.clearCacheOfConnections(DK_CM_CLEAR_CACHE_ALL);
この例では、確実にグローバル・キャッシュが一度クリアされて、すべてのデータ・ストアのローカル・キャッシュがクリアされます。

ローカル・キャッシュとグローバル・キャッシュの両方をクリアする

dsICM.clearCache(DK_CM_CLEAR_CACHE_ALL);

ローカル・キャッシュのみをクリアする

dsICM.clearCache(DK_CM_CLEAR_CACHE_LOCAL);

グローバル・キャッシュのみをクリアする

dsICM.clearCache(DK_CM_CLEAR_CACHE_GLOBAL);
アプリケーションで、setOption() メソッドを使用してオプションを設定せずに clearCache() を呼び出すと、DK_CM_CLEAR_CACHE_ALL メソッドが使用されます。


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最終更新: 2013 年 12 月
dcmap102.htm

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