「アクセス権の要求」ウィザードの 2 番目のステップは、ユーザーのために要求しているアクセス権を選択する際に使用します。選択対象の一連のアクセス項目は、グリッド内に配置されたアクセス・カードの集合として表示されます。アクセス・カードには、バッジ という強調表示されたテキストで注釈を付けることができます。バッジは、リスク、データの機密性、または規制準拠要件など、アクセス権に関連付けられている特別な考慮事項についてユーザーにアラートするために使用されます。アクセス・カードのバッジに対して表示されるテキストと、バッジのスタイルはカスタマイズ可能です。
始める前に
システムのカスタマイズ内容によっては、このタスクへのアクセス権限がない場合があります。システム管理者に連絡してこのタスクへのアクセス権を取得するか、あるいは別のユーザーにこのタスクを完了させてください。
このタスクについて
サイト管理者またはサービス所有者は IBM® Security Identity Manager コンソール を使用してバッジを作成し、アクセス項目にそのバッジを関連付けます。
バッジ・テキストは、固定ストリング (High
Risk など)、または CustomLabels.properties ファイル内のプロパティーの名前 ($highrisk など) として定義されます。固定ストリングがバッジ・テキストとして定義された場合は、カスタマイズできません。ただし、プロパティー名が定義された場合は、そのプロパティーの値を変更することで、バッジに表示されるテキストをカスタマイズできます。
バッジ・クラスは、Badge.css ファイルで定義されているカスケーディング・スタイル・シート (CSS) スタイル・クラスの中からいずれかが選択されます。
IBM Security Identity Manager 仮想アプライアンス・コンソールから構成ファイルまたは構成プロパティーを操作するには、次の各セクションを使用してください。
- カスタム・ファイルにアクセスして、編集、ダウンロード、アップロード、または検索を行うには、カスタム・ファイルの管理を参照してください。
- プロパティー・ファイルにアクセスして、編集、アップロード、または検索を行うには、サーバー・プロパティーの管理を参照してください。
手順
- オプション: アクセス・カードのバッジに対して表示するテキストをカスタマイズします。サイト管理者またはサービス所有者に問い合わせて、カスタマイズするバッジのテキストとして定義されているプロパティー名を判別してください。
この例では、バッジ・テキストが
$highrisk として指定されたと仮定します。
したがって、プロパティー名は
highrisk となります。
カスタマイズするバッジに関連付けられているプロパティー名 (highrisk など) を見つけます。
プロパティーが CustomLabels.properties ファイルに存在しない場合は、そのプロパティー名の新しいプロパティーを作成します。
プロパティーの値を、バッジに対して表示するテキストに変更します。
- オプション: アクセス・カードのバッジのスタイルをカスタマイズします。
バッジのスタイル変更は、
ハイパーテキスト・マークアップ言語 (HTML) と
カスケーディング・スタイル・シート (CSS) の実用的な知識が必要な高度なトピックです。
IBM Security Identity Manager には事前に定義されたバッジ用の CSS クラスがいくつか含まれています。これらのクラスが組織に適したものである場合もありますが、ニーズに合わせて、これらの定義済みクラスを変更したり、新しいクラスを追加することができます。
既存の CSS クラスのバッジ・スタイルを変更するには、
Badge.css ファイルを開きます。変更するバッジの CSS クラス定義を見つけます。ニーズに合わせて、CSS クラスに関連付けられているスタイル属性を変更します。例えば、
green バッジ・クラスに関連付けられているバッジのスタイルを変更する場合は、以下のアクションを実行できます。
- Badge.css ファイルの
.badge.green CSS セレクターを検索します。
- 関連付けられているスタイル属性を変更します。
アクセス・エンティティーに割り当てることができる新しいバッジ・クラスを作成するには、Badge.css ファイルを開きます。新しいバッジ・クラス用に、CSS セレクターを作成するか、既存の CSS セレクターをコピーします。
バッジの CSS セレクターは常に .badge.customName という形式でなければなりません。ここで、customName は新しいバッジ・クラスの名前です。サイト管理者またはサービス所有者がアクセス・エンティティーにバッジを割り当てた場合は、IBM Security Identity Manager コンソール のバッジ・クラスのドロップダウン・リストにこの customName が表示されます。ニーズに合わせて、新しい CSS クラスに関連付けられているスタイル属性を変更します。
バッジにより複雑なスタイルを定義する場合は、動的疑似クラスを含むカスタム CSS セレクターを作成することもできます。例えば、.badge.customName:after などです。
タスクの結果
アクセス・カードに表示されるバッジは、CustomLabels.properties ファイルおよび Badge.css ファイルで行ったカスタマイズを反映するように変更されます。
次のタスク
アクセス権の要求の要件に基づいて、ユーザーのアクセス権を 1 つ以上選択します。