AIX または Linux へのデータ・コレクターのインストール

データ・センター内のストレージ・システムの容量とパフォーマンスについての洞察を得るには、データ・コレクターをインストールします。 ファブリックやスイッチに関する (スイッチのパフォーマンスなどについての) 洞察も得られます。

始める前に

大規模環境でのデータコレクタのハードウェア要件:オペレーティングシステムを実行するためのRAMとディスク領域の要件に加えて、データコレクタが配置されるサーバまたは仮想マシンに、少なくとも4 GBのRAMと4 GBのディスク領域を持つ2つのCPUを提供する必要があります。
以下のオペレーティング・システムにデータ・コレクターをインストールできます。
  • Linux® データ・コレクターは、x86-64 と PPC64LE システムの 64 ビットの Linux オペレーティング・システムでのみ稼働します。
    • x86-64 でサポートされている Linux オペレーティング・システムは、Red Hat® Enterprise Linux 7 以降および CentOS 7 以降です。
    • PPC64LE上のRed Hat Enterprise Linux 7.xPOWER8
      制限 Linux PPC64LE のデータコレクタには、以下をモニタできないという追加の 制限があります。 IBM FlashSystem® A9000 XIVIBM Storage Accelerate、 VMware、および IBM® 以外のデバイスはモニタできません。
  • AIX®データコレクタは、AIX 7.x以降を使用するPOWER6以上のシステムで動作します。 AIX データ・コレクターは、物理的な AIX インストール環境または論理区画 (LPAR) で実行できます。
    重要: AIX ベースのデータコレクタには、オペレーティングシステム上に IBM® XL C/C++ Runtime for AIX 16.1.0.1 またはそれ以降をインストールする必要があります。 AIX バージョンのサポート終了について詳しくは、AIX サポート・ライフサイクル情報を参照してください。

    PPC64LE でサポートされる Linux オペレーティング・システムは、POWER8® 上の Red Hat Enterprise Linux 7.x および Red Hat Enterprise Linux 8.x です。 (POWER9® および POWER10® 上の)。

    • コマンドを実行します。
      lslpp -l | grep -i xlC.rte
      および
      lslpp -l | grep -i libc++
      AIX オペレーティング・システムでは、xlC.rteおよびlibc++.rteパッケージ、バージョン 16.1.0.1 以降がインストールされている。

      これらのパッケージがインストールされていない場合は、XL C/C++の修正リスト AIXのランタイム で提供されている説明を参照して、AIX オペレーティングシステムにインストールしてください。

データ・コレクターをインストールする前に次の制約事項にご注意ください。
  • IBM Cloud®と通信するために、モニター対象のデバイスへのアクセス権限とインターネットへのアクセス権限を持つサーバーまたは仮想マシンにデータ・コレクターをインストールします。異なるサブネット間でのアクセスを許可するようにルーティングが構成されている LAN にデータ・コレクターをデプロイすることも、異なる地理的ロケーションにデバイスが配置されている WAN 上にデータ・コレクターをデプロイすることもできます。
  • データ・コレクターをインストールするサーバーまたは仮想マシンには、最小で 1 GB の RAM および 3 GB のディスク・スペースを用意する必要があります。
  • データ・コレクターをインストールするサーバーまたは仮想マシンに対して root 権限が必要です。
  • データ・コレクターをインストールするサーバーまたは仮想マシン上のオペレーティング・システムには、保守およびセキュリティー修正の一般サポートまたは拡張サポートが適用されていることを確認してください。
  • データ・コレクターをインストールするサーバーまたは仮想マシンから IBM Storage Insights のインスタンスに接続するには、TCP (Transmission Control Protocol) を使用して、デフォルトの HTTPS ポート 443 でのアウトバウンド通信を許可するようにファイアウォールを構成する必要があります。 ユーザー・データグラム・プロトコル (UDP) はサポートされません。
アンチウィルス・ソフトウェアの考慮事項: データ・コレクターのインストールには、新規アプリケーション・ソフトウェアのインストールのための標準的な方法でご使用のオペレーティング・システムを利用することが含まれます。 アンチウィルス・ソフトウェアが最大モードに設定されている場合は、一部の変更が受け入れられない可能性があります。

デプロイメントが正しく完了していることを確認するには、ターゲット・サーバーまたは仮想マシン上でアンチウィルス・ソフトウェア製品を有効にして、データ・コレクターのインストール・ディレクトリーに新規の実行可能ファイルを作成することを許可します。 ウイルス対策ソフトウェアによって、XIV®、Hitachi VSP、Dell EMC、NetApp,、またはPure Storageなどの一部のデバイスの監視ができない場合は、これらのデバイスの関連する実行可能ファイルを許可リストに追加してください。

このタスクについて

データ・コレクターをインストールする場合は、以下のタスクを実行する必要があります。
  • データ・コレクターが稼働するサーバーまたは仮想マシン上のディレクトリーを特定または作成します。
  • データ・コレクターが含まれる圧縮ファイルをダウンロードします。
  • 圧縮ファイルを解凍して中のファイルを抽出します。
  • データ・コレクターをインストールするコマンドまたはスクリプトを実行します。
注意: IBM Storage Insights データコレクターを AIX または Linux に非 root でインストールする必要がある場合は、次の手順を実行します:
  1. 編集するSudoersコマンドを実行してファイルvisudo、またはsudoersオペレーティングシステムのGUIでファイルを開くには、/etc/ directory 。 編集するにはルートとしてログインする必要がありますsudoersファイル。
    • オプションA:各コマンドにユーザーのパスワードを要求することでセキュリティを強化する必要がある場合

      Allow root to run any commands anywhere」と入力し、次の行に次のコマンドを入力します。
      username  ALL=(root) ALL
      どこ、 <ユーザー名>データ コレクターをインストールするために使用される非 root ユーザーです。
      以下は、 <ユーザー名>としてアブ:
      ## Allow root to run commands anywhere
      root ALL= (ALL) ALL
      abc ALL= (root) ALL
    • オプションB:各コマンドにユーザーのパスワードが必要ない場合:

      次の行を見つけます: "## Same thing without a password」と入力し、次の行に次のコマンドを入力します。
      Add: "username"  ALL=(root)    ALL
      以下は、 <ユーザー名>としてアブ:
      ## Same thing without password
      # %wheel    ALL=(ALL)     ALL
      abc         ALL=(root)    ALL
  2. ファイルを保存します。
  3. データコレクタをインストールするときは、まず次のように入力する必要があります。sudo 。 例 : sudo ./installDataCollectorService.sh

手順

IBM Storage Insights データコレクタを AIX または Linux に root としてインストールする必要がある場合は、以下の手順を実行します:

  1. データ・コレクターが稼働するターゲット・サーバーまたは仮想マシン上で、空のディレクトリーを特定または作成します。
    このディレクトリーは、データ・コレクター・サービスが稼働する永続的な場所として機能します。 ディレクトリー名および、ディレクトリー・パス内のすべてのディレクトリーの名前が、以下の命名規則に従っていることを確認してください。
    • ディレクトリー名にスペースや以下の特殊文字を含めることはできません。
      % & ! ( ) { } [ ] ; , ' ` ^ = $ # ~ + @ \ / : * ? " < > |
    • ディレクトリー・パス内の名前の合計文字が 256 文字を超えてはなりません。 ディレクトリー・パスの例を以下に示します: /opt/IBM/Storage_Insights
    • データ・コレクターのインストールまたは抽出には、システムの予約済みのディレクトリー・パスを使用しないでください。 以下に、避けるべきディレクトリー・パスの例をいくつか示します。
      • /
      • /root
      • /bin
      • /usr
      • /usr/bin
      • /var
      • /lib
      • /lib64
      • /boot
      • /sbin
      • /sys
      • /opt
      • /etc
      • /sbin
      • /home
      • /tmp
      • /dev
  2. ログインする IBM Storage Insights.
  3. Configuration メニューから、 Data Collectors をクリックし、 Deploy Data Collector をクリックします。
  4. Linux OS または AIXをクリックします。
  5. ご使用条件に同意します。
  6. データ・コレクターが含まれる圧縮 (.tar) ファイルをダウンロードします。
    注: ダウンロードが失敗した場合、または別のオペレーティング・システム用のデータ・コレクターをダウンロードする場合は、 「再度ダウンロード」をクリックします。
  7. ステップ 1 で特定したターゲット・サーバーおよびディレクトリーに圧縮ファイルを移動します。
  8. 圧縮ファイルを解凍して中のファイルを抽出します。
  9. データ・コレクターをインストールするには、以下のいずれかのインストール・オプションを選択します。 各オプションのスクリプト・ファイルは、圧縮ファイルを解凍したディレクトリーにあります。 これらのオプションを実行するには、root 権限が必要です。
    インストール・オプション 説明
    installDataCollectorService.sh このスクリプトを実行すると、データ・コレクターをサービスとしてインストールします。 データ・コレクターが自動的に開始され、プロキシー・サーバーへの接続を構成するかどうかを尋ねるプロンプトが出されます。
    installDataCollectorService.sh nostart このコマンドを実行すると、データ・コレクターをサービスとしてインストールしますが開始はしません。 プロキシー・サーバーへの接続を構成するかどうかを選択します。
    installDataCollectorService.sh noconfigureproxy プロキシー・サーバーへの接続を構成せずに、データ・コレクターをサービスとしてインストールして開始するには、このコマンドを実行します。
  10. オプション: yes と入力してプロキシー・サーバーへの接続を構成する場合は、以下のステップを実行します。
    1. プロキシー・サーバーのホスト名を入力します。
    2. プロキシー・サーバーのポート番号を入力します。
  11. オプション: プロキシー・サーバーへの接続を認証するために yes と入力する場合は、以下のステップを実行します。
    1. ユーザー名を入力します。
    2. パスワードを入力します。

結果

データ・コレクターは、サービスとしてインストールされ、installDataCollectorService.sh nostart コマンドを選択しない限り開始されます。 データ・コレクターはいったん開始されると、ユーザーがサービスを停止またはアンインストールしない限り継続的に稼働します。 また、データ・コレクターはシステムのブート時に自動的に再開されます。

データ・コレクターが稼働中の場合、データ・コレクターは IBM Storage Insights への接続を確立しようとします。 接続が完了すると、モニター対象としてストレージ・システムを追加できるようになります。

トラブルシューティング:インストールプロセス中に問題が発生した場合は、IBM Storage Insights のサポートケースを開いてサポートを受けることができます。 詳しくは、 サポートを受けるをご覧ください。