チュートリアル: ディメンションの追加

このチュートリアルでは、ディメンションを資産タイプに追加します。 ディメンションを使用して、サマリー・ダッシュボードの分類構造を構築します。

このタスクについて

Platform Service のユーザー・インターフェースを使用してデバイスを追加した場合は、デバイスに既にディメンションが割り当てられています。 このチュートリアルをスキップできます。

デバイスに追加したディメンションを使用して、後のチュートリアルでサマリー・ダッシュボードの階層分類構造を定義します。

ディメンションを追加するには、以下の REST API エンドポイントを使用します。

POST /asset/type/{entity_type}/dimensional

API 呼び出しで以下のパラメーターを使用します。

始める前に

データレイクにデータを追加するチュートリアルを完了します。

REST API で使用する API キーおよびトークンを作成します。

  1. ユーザー・インターフェースから「サービス」タブに移動します。
  2. Watson IoT Platform サービスを選択します。
  3. 「詳細を表示」をクリックします。
  4. 「さらに表示」をクリックします。
  5. 後で使用できるように API キーとトークンを保存します。

SaaS 環境でない場合、API キーとトークンへのアクセス手順については、接続パラメーター のトピックを参照してください。

ヒント: Postman などのサード・パーティー・アプリケーションを使用して、REST API 呼び出しを行うことができます。 Postman は、ここからダウンロードできます。

ステップ 1: ディメンションを追加する

Postman を使用して、塗装ロボット資産タイプにプロバイダーとカラー・ディメンションを追加し、各資産の値を追加します。 Postman 以外のツールを使用する場合は、以下のステップのパラメーター値を使用してタスクを完了します。

  1. Postman を開きます。
  2. 「新規」 > 「要求」をクリックします。
  3. 要求に名前を割り当てます。
  4. 要求のドロップダウンから「POST」を選択します。
  5. API エンドポイント URL を入力します。
    例:
    https://{api-prefix}.connectedproducts.internetofthings.ibmcloud.com/api/master/v1/{tenant_ID}/asset/type/{entity_type}/dimensional
    各部の意味は以下のとおりです。
    {api-prefix} は、ロケーションによって異なります。
    API 接頭部:
  6. 「ヘッダー」タブを選択します。
  7. 以下のキー値ペアを入力します。



    キー
    Content-Type application/json
    x-api-key {API_key}
    x-api-token {token}
  8. 「本文」タブを選択します。
  9. ディメンションの JSON ペイロードを入力し、「送信」をクリックします。
    『チュートリアル: デバイス・シミュレーターを使用したデータのシミュレート』で作成したロボットのディメンションを追加する場合は、以下の JSON ペイロード内の id 項目を、作成した 5 つのロボットの対応するデバイス ID に置き換える必要があります (例えば、"73000""Sample_Robot_Type_1" に置き換える)。
    JSON サンプル:
[{
        "id": "73000",
        "name": "provider",
        "type": "LITERAL",
        "value": "intech"
    },
    {
        "id": "73000",
        "name": "color",
        "type": "LITERAL",
        "value": "yellow"
    },
    {
        "id": "73001",
        "name": "provider",
        "type": "LITERAL",
        "value": "intech"
    },
    {
        "id": "73001",
        "name": "color",
        "type": "LITERAL",
        "value": "yellow"
    },
    {
        "id": "73002",
        "name": "provider",
        "type": "LITERAL",
        "value": "intech"
    },
    {
        "id": "73002",
        "name": "color",
        "type": "LITERAL",
        "value": "red"
    },
    {
        "id": "73003",
        "name": "provider",
        "type": "LITERAL",
        "value": "martech"
    },
    {
        "id": "73003",
        "name": "color",
        "type": "LITERAL",
        "value": "red"
    },
    {
        "id": "73004",
        "name": "provider",
        "type": "LITERAL",
        "value": "martech"
    },
    {
        "id": "73004",
        "name": "color",
        "type": "LITERAL",
        "value": "red"
    }
]

これで、ユーザー・インターフェース上のエンティティー・テーブルからエンティティーのディメンション・データを表示できるようになりました。

次の手順

資産タイプおよびエンティティーにイメージを追加します。