パスワード同期の有効化

ユーザーがサービスへのログインパスワードを変更した場合、パスワード同期を使用すると、ユーザーが IBM® Notes クライアントへのログイン時に新しいパスワードを使用できるようになります。

このタスクについて

パスワード同期を使用すると、1 つのパスワードを Web クライアントと Notes クライアントの両方に使用できるようになるため、両方のクライアントをよく利用するユーザーに便利です。

パスワード同期を有効にした後、ユーザーがサービスログインパスワードを変更すると、新しいパスワードが ID ボールト内の Notes ID ファイルに追加されます。ユーザーが次に Notes クライアントからサービスにログインする際には、新しいパスワードを使用することができます。

パスワード同期は、ユーザーがサービスログインパスワードを変更すると必ず行われます。 ユーザーは、Connections Cloud[マイアカウント設定] からいつでもサービスログインパスワードを変更できます。また、以下の際にもパスワードを変更します。
  • ユーザーが一時パスワードを使用してサービスに初めてログインした後
  • 管理者によるサービスログインパスワードのリセット後、ユーザーがサービスにログインした後
  • サービスログインパスワードの有効期限が設定されていて、その有効期限が切れているときに、ユーザーがサービスにログインした後
パスワード同期を有効にする前に、以下の点に注意してください。
  • この機能は、組織が定義したフェデレーテッド ID でサービスにログインするユーザーには適用されません。
  • 同期は一方向で (サービスログインパスワードから Notes ID パスワードへ) 行われます。Notes ID パスワードを変更しても、サービスログインパスワードは変更されません。
  • サービスログインパスワードをしても、Notes クライアントユーザーが新しいパスワードを使用することは必須ではありません。ユーザーが Notes クライアントからサービスにログインする際に新しいパスワードを使用するまで、古いパスワードは有効です。 古いパスワードを使い続けると ID ボールトとの ID 同期ができないため、ユーザーは Notes クライアントで新しいパスワードを使用することをお勧めします。
  • Notes クライアントがサービスに接続すると、同期が行われます。
  • Notes クライアントユーザーは、自分の判断で、または IBM SmartCloud Notes 管理の [パスワードの有効期限] 設定が有効になっていて、パスワードの有効期限が切れた場合に、Notes ID パスワードを変更することができます。IBM Notes ユーザーが Notes ID パスワードを変更しても、サービスログインパスワードは自動的には変更されません。ただし、ユーザーは Connections Cloud[マイアカウント設定] を使用して、新しい Notes ID パスワードと一致するようにサービスログインパスワードを変更することができます。
  • Notes ID に対してパスワードの有効期限を設定すると、ユーザーが新しいサービスログインパスワードで IBM Notes にログインする前に、Notes ID パスワードの有効期限が切れる可能性があります。この場合、ユーザーは古い Notes ID パスワードで Notes クライアントにログインできますが、メールや別のアプリケーションを開くときに、パスワードを変更するよう求めるプロンプトが表示されます。この時点で、ユーザーは新しいサービスログインパスワードを指定することができます。
  • オンプレミスポリシーを使用して、サービスユーザーに対する Notes ID パスワード要件を指定する場合は、サービスログインパスワード要件よりも制限を厳しくしないことをお勧めします。 Notes ID パスワード要件の方が制限が厳しいと、サービスパスワードでは受け入れられるパスワードが Notes では受け入れられない可能性があります。例えば、パスワードを 10 文字にするよう要求するポリシーがある場合に、ユーザーのサービスログインパスワードが 8 文字しかないと、そのサービスパスワードは IBM Notes で使用できません。 サービスログインパスワードは、以下のようにする必要があります。
    • 少なくとも 8 文字を含める
    • 英字以外を少なくとも 1 文字、英字を 4 文字含める
    • 文字の繰り返しは 2 文字までにする
    • 以前の 8 回のパスワードとは別のものにする
    • ユーザーの名前、姓、メールアドレスは含めない
    • スペース文字は含めない
    注: サービスログインパスワードの長さに上限はありませんが、Notes ID パスワードは 63 文字以内でなければなりません。パスワード同期を使用する場合は、Web ログインパスワードを Notes ID にも使用できるように、サービスログインパスワードを 63 文字以内にするようユーザーに通知してください。

パスワード同期を有効にするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. サービスにアドミニストレーターとしてログオンします。
  2. ご使用のアカウントにユーザー役割も含まれている場合は、[管理] > [組織の管理]をクリックします。
  3. ナビゲーションペインの [システム設定] セクションで、[IBM SmartCloud Notes] をクリックし、次に [アカウントの設定] をクリックします。
  4. [パスワード管理] をクリックします。
  5. ページの [パスワード同期] セクションで、[パスワード同期の有効化] を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

タスクの結果

サービスログインパスワードを変更したら、ユーザーは新しいパスワードを使用して Notes クライアントにログインすることができます。

ユーザーが Notes ID パスワードを変更しても、サービスログインパスワードは自動的には変更されません。

次のタスク

この機能が有効になったことをユーザーに通知します。サービスログインパスワードを変更したら、新しいパスワードで Notes クライアントにログインするようにユーザーに推奨してください。